【新裁定】禁断のドキンダムX 発売後 「封印」等の裁定(2015.12.18)

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とうとう発売された革命編第3弾となる「禁断のドキンダムX」
今回新たに追加されたカードタイプ「鼓動」、キーワード能力「封印」だけでなく《奇天烈シャッフ》《S級宇宙アダムスキー》等の裁定も見ていきましょう。

既に公式HPには今弾の裁定が載っています。
同じく総合ルールの方にも新しく「1.116 封印」の項が追加されています。合わせてみておけるといいですね。

ざっくり封印の処理について説明すると以下の4点は覚えておくべき基本事項です。

1.封印を置かれたクリーチャーは存在が無視される。(攻撃やブロックもできませんし、常在効果も無効になります。また、《アポカリプス・デイ》の頭数としてもカウントされませんし、進化はもちろん《口寄の化身》等の種族参照もできません。)
2.封印は封印されたクリーチャーと同じ文明を持つ種族にコマンドを持つクリーチャーを出すと自身の封印を複数枚ある場合はそのうちのどれか1枚を任意で墓地に置くことができる。
3.カードを選ぶ効果でも封印は外せる。(《トンギヌスの槍》、《オール・デリート》、《時空の支配者デビル・ディアボロスZ》等)
4.封印されたクリーチャーの状態はそのまま(タップ、アンタップの状態。またクロスギアやウェポンの状態等)

●「封印」、「鼓動」、《伝説の禁断のドキンダムX》、《禁断のドキンダム》関連

※20日付の事務局確認で同様の状況になった場合、五文明多色カードと同じく色の支払いのみ可能になりました。

Q.鼓動カードを準備するタイミングはいつですか?
A.ゲームの一番最初です。自分のメインデッキにある鼓動はすべて宣言した状態で指定のゾーンに置き、山札を互いにシャッフルし最初から場にある場合は封印を置いてください。

Q.無色クリーチャーに封印がされています。この時《「戦慄」の頂 ベートーベン》(種族キング・コマンド・ドラゴン)を場に出した場合、自分の無色クリーチャーの封印を外せますか?
A.いいえ、外せません。
無色クリーチャーは厳密には文明を持たないカードなので、封印の同じ文明を持つコマンドを場に出した時に外すという条件が満たせません。
無色クリーチャーの封印を外すには《リベレーション・ジ・エンド》などカードの効果で外す必要があります。

Q.互の場の《禁断~封印されしX~》が封印されている状態で自分のターン中に《オール・デリート》を唱えました。どのように処理しますか?
A.まず互いの封印されたカード、手札、シールドをすべて山札に戻しシャッフルします。この時封印されて存在が無視されている鼓動カードは場に残ったままです。
次にこちらの《ドキンダム》が禁断開放され、その時の能力で相手のクリーチャーに封印をつけますが、アクティブ側から禁断開放をしているためこの時まだ相手の《ドキンダム》は鼓動面のため封印をつけれません。
最後に非アクティブ側の相手の《ドキンダム》が禁断開放され自分の《ドキンダム》に封印をつけます。

Q.攻撃中になんらかの方法で攻撃中のクリーチャーに封印が付きました。どうなりますか?
A.存在が無視されるため攻撃が中止になります。

Q.《禁断~封印されしX~》が墓地にある状態で《魔龍バベルギヌス》で裏面のクリーチャーを対象に場に出すことはできますか?
A.できます。 そもそも鼓動⇔禁断クリーチャーは表裏という概念ではなく、バトルゾーンにない限りはどちらの能力や効果等のテキストを参照しても構いません。ただし、禁断開放するためには鼓動面の封印が外れて禁断クリーチャー面になる必要があります。

●《ボルシャック・ドギラゴン》関連

●《S級宇宙アダムスキー》関連

Q.《S級宇宙アダムスキー》の効果はブレイク1枚ずつに置換されますか?
A.はい。そうなります。 何もしていない状態だとブレイク1枚につき2枚墓地に送るので計4枚墓地におくことになります。 《超銀河剣FINAL》をクロスしている状態なら自分のシールドの枚数分置換をし、相手の山札をさらに墓地に送ることも可能です。

●その他のカード

Q.《奇天烈シャッフ》の効果で宣言したコストのクリーチャーを次の相手のターンに出された場合そのクリーチャーは攻撃できますか?
A.暫定ですが、できます。 《調和と繁栄の罠》と似たようなテキストをしていますが、あちらのテキストはテキストに注釈が書かれているため特殊な例とお考え下さい。

いかがでしたか?
まだ発売されて間もなく、委細なルール整備はされていないため
近くのエリア予選のプレイヤーはよくルールを理解した上で疑問があれば
当日のジャッジに尋ねてみることを推奨します。

ぜひ確認を怠らないようにしましょう!


カテゴリ:裁定/ルール