【GP2nd直前!】総合ゲームルールの変更点を確認しよう!

月日の経つのは早いもので、GP2ndもはや今週末となりました。
そんなGP2ndへ向けて、総合ルールが更新されています。当日困らないよう、今のうちに変更点を確認しておきましょう!

デュエル・マスターズ総合ゲームルール Ver.1.3.1 (PDF形式)(最終更新日2016/5/20)
・105. 位相
D2フィールドの追加に伴って、上下逆さまという位相が追加されました。この状態のカードはアンタップの効果によって正位置に戻ることはありません。

・110.3d 常在型能力
D2フィールドの追加に伴って、常在型能力に「フィールド」が追加されました。

・112.3.マナコストを支払うことなくカードを使用することができる能力がいくつか存在します。
S・トリガーを同時に複数枚使用する場合の手順が変更されました。
これまでは複数枚使用する際にトリガーを使う順番を宣言する必要はありませんでしたが、今回の変更によって使用する順番を最初に宣言しなければなりません。
順番を決めた後の処理は、これまでと変わりありません。
ex.)《黒神龍ブライゼナーガ》や《音感の精霊龍 エメラルーダ》で複数枚のシールドを手札に加える際、使用するトリガーが複数枚ある場合は、まず最初に使用する順番を宣言し、その後にトリガーの効果の解決を行う。
順番の宣言の必要はありません。これまで通りの処理となります。(2016/5/22事務局確認)

・204. カードタイプ
D2フィールドの追加に伴って、カードタイプに「フィールド」が、フィールドの特殊タイプに「D2」が追加されました。

・300. 総則
D2フィールドの追加に伴って、フィールドに関する項目が追加されました。
フィールドはメインステップに手札から展開可能です。展開後はバトルゾーンに出ます。正位置(アンタップ状態)は横向きですが、D2スイッチが既に使われていれば逆さまが正位置になります。

・303.3d クロスギアの位相はクロスしているクリーチャーの状態に、依存しません。
クロスギアの位相がクロス先のクリーチャーの状態に依存しなくなりました。

・305.2b ウエポンの位相はクロスしているクリーチャーの状態に依存しません。
クロスギア同様の変更です。
この変更によってクリーチャーがタップした場合でもウエポンはタップしなくなります今までと同様クリーチャーと同じ向きになりますが、その状態はウェポンにタップやアンタップの概念がないことを強調した文章になります。ですので無敵王剣 ギガハートのようなクリーチャー面に種族:ドラゴンを持つウエポンの龍解による闘将銀河城 ハートバーンの龍解については現段階ではこれまで通り可能とのことです(2016/5/22事務局確認)。

・403. バトルゾーン
D2フィールドの追加に伴って、バトルゾーンに置かれる対象にフィールドが追加されました。

・601.カードの使用/701.5. 使う
D2フィールドの追加に伴って、フィールドを展開することはカードの使用に該当することが明記されました。

・701.26. 展開する
D2フィールドの追加に伴って、コストを支払いフィールドを出す行為は展開と呼ばれることが明記されました。

・701.27. 上下逆さまにする
D2フィールドの追加に伴って、上下逆さまという位相が追加されました。これはフィールドに適用されます。

 

デュエル・マスターズ 競技イベント運営ルール(PDF形式)(最終更新日2016/5/20)
・4.1 プレイヤーの意思疎通
共有情報に「ある領域に存在するカードの数」「ゲーム・ルールやイベント規定、正式なカード文章その他の現在のイベントに適用される公式情報。」が追加されました。
プレイヤーは共有情報に関して、完全に、誠実に答え、不正確、不適当あるいはウソを伝えてはなりません。
また、ジャッジはプレイヤーが共有情報を決定することを助けることが出来ます。

・4.2 順序違いの連続行動
例Bが変更されました。

・4.3 ループにおける手順の省略について
新規追加項目です。
ループが定義され、互いに同意した場合はループの省略が可能になりました。
対戦相手はそのループを宣言された回数までゲームが進むことを受け入れるか、またはその途中で介入することでループを中断させるかを宣言します。なお、中断させる場合にはループのどの時点で介入するかを明言し、その時点までループが処理されたあとで介入を行います。
ループにおける手順の省略を対戦相手が受け入れなかった場合、プレイヤーはジャッジに手順の省略の可否についての判断を委ねる事ができます。

・6.3 ブロック構築フォーマット・デッキ構築
例示されているシンボルが、RevFのものになりました。

・10.1 ゲーム上の誤り ─ 誘発忘れ
追加措置が追加されました。
誘発忘れによるゲームの現状復帰に関しては、それが単に忘れられた誘発能力の効果を解決するために部分的に巻き戻すのか、ゲーム全体を巻き戻すのかはジャッジの判断に任されます。
ただし、巻き戻しが必要な場合チームリーダーまたはヘッドジャッジに確認する必要があります。

・10.3 ゲーム上の誤り ─ 過剰なカードを引いた
追加措置が追加されました。
この誤りが起こった場合は、過剰に引いたであろう枚数だけ、手札から対戦相手にカードを選ばせ、それらを山札に戻してシャッフルします。

・11.5 イベント上の誤り ― デッキ/リストの問題
ペナルティが変更されました。
以前はゲームロスでしたが、「警告、および違反枚数に応じたゲーム開始時の手札枚数の減少」に格下げされています。

 

■GP2ndに向けて
直前でのルール変更となりましたが、ループの省略など実態に即した変更だと思います。
これまでのルールではいに同意していない場合にループの省略が出来ず、CSでは独自ルールの追加で対応していました。

気を付けるべきなのはループの省略、そしてトリガーの処理順です。必ず原文を確認してください。

それではあと1週間足らず、当日に向けて頑張りましょう!


カテゴリ:裁定/ルール