【インタビュー】DMプロプレイヤーの誕生

我らアカシックレコードに創設時から在籍するライターの一人、004(@pima004)。
彼が、カードショップ若院とスポンサードを結びプロプレイヤーとして活動を始めるという。

004は岡山県を拠点に活動しており、確かなデッキ構築力と解説記事に定評がある。イベント運営者としても知られ、岡山CSのスタッフを務めた後に第5回から7回の岡山CS主催となった。

なぜ、彼はスポンサードを受けたのか?なぜ、カードショップ若院はスポンサードに踏み切ったのか?
早速インタビューを行った。

インタビュアー:ヤス

 

004

 

―このたびはスポンサードの締結、おめでとうございます。

004「ありがとうございます」

―今滅茶苦茶驚いているところですが、デュエマでプロって一体どういうことですか。

004「簡単に言えば『資金面での援助をするから、若院のパーカー着てスポンサードプレイヤーとして大会出て宣伝してきてよ』って感じです。マジック・ザ・ギャザリングでは既にある程度有名なプレイヤーが店の看板として、プロとして活躍されてますよね。同じような事例はe-sportsでもあるし、ならデュエマでも出来るだろうと」

―どういう流れでスポンサードを?

004「若院は今まで遊戯王とマジックをメインで取り扱っていて、デュエマも力を入れて行きたいってタイミングでした。家が近くて、店員の方々と仲良くなって話をしている中で『こういうことやったら面白くない!?』って感じに決まりましたね(笑)」

―案外簡単に決まったんですね。

004「誰もやったことのないことに挑戦する店長の心意気が大きいです。もちろん今まで積み重ねてきたものが自分にあったのも幸運でした。僕、面白いものが好きなんですよ。それで面白いと思うことをずいずい追求していったら、それが評価してもらえるようになったと。幸せな事です」

―マジックのプロプレイヤーと言うと、他の模範であることの重要性が強調されますが、デュエマではどうでしょうか。

004「丁寧なプレイを心がけたいですし、大会で勝つだけの人間じゃプロとは言えないと思っています。勝つための努力は好きですが、それは勝つためにやってるんじゃなく、ベストなプレイをしてアツいデュエルをしたいからなんです。互いに健闘を讃えあえる対戦はとても楽しいし、思い出に残る。自分が心の底から楽しめば、見ている人にも感動が伝わるんじゃないでしょうか」

―今までも色々と面白いことやってきてますよね。どんなエピソードが印象に残っていますか。

004「やっぱり一番の思い出と言えばエリア代表決定戦です。決勝ではほぼ負け盤面からの薄い勝ち目が通って逆転で、最高にデュエルマスターズでした」

―当時のデッキ解説対戦レポが残っていますね。翌日の関西エリアでも全く同じデッキが3位に入賞し、完成度の高さを見せつけられました。

004「優勝も嬉しかったんですが、あの日、Deadmanリスペクトでタンクトップ着込んで参加してたんです。どのタイミングで上着を脱ぐかめっちゃ狙い澄まして、ベスト8で今だ!と思って脱いだらDeadmanは忙しそうに書類見てて全然こっちを見てなかったっていう」

―(笑) なんだったんでしょう、一時期のタンクトップ推し。

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―今後はどういった活動をしていく予定ですか。

004「今と変わらないです。イベント運営もやりたいし、CSにもどんどん出たい。色々やって、デュエルマスターズがもっと盛り上がってくれたらもっともっと楽しくなるじゃん!って感じです。僕の活動を見て他の人が後に続きたいと思ってくれたら成功です」

―アカシックレコードでも新しいことをやろうという姿勢の人は応援していきたいと思っています。

004「ありがとうございます。あとはショップとの連携も深めていきたいです。例えば今は全国大会の店舗予選をやってますが、僕が権利を取った黒単ギャロウィンと全く同じデッキを若院の店頭で販売しています。これを買えばそのまま店舗予選出れるし頑張れば勝てる!って仕様なので、興味がある方は是非どうぞ」

―最後に、これを読んでくれている方へメッセージをお願いします。

004「色々試行錯誤しながらやっていくことになると思いますが、明日も楽しくデュエルマスターズするために頑張るので、応援よろしくお願いします!」

 


 

■編集後記
先日彼から連絡をもらったときは、驚いたという気持ちと、デュエルマスターズもついにここまで来たんだ!という気持ちと、半々でした。
創設時の理念に「誰もやらないことをやる」というのがありましたし、面白いじゃないかと思ってチームに相談してみたところ、やはり彼を応援しようという方向で意思統一がなされました。

今年はデュエマGPが開催されたり、冬の公式大会がスイスドロー形式になったりと色々節目の年でした。
デュエルマスターズ、そしてイベントが盛り上がる一つのきっかけとなれば良いですね。

 


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