この3連休のCSラッシュ。
もしかしてカードの裁定に関して不安なところ、あったりしませんか?
相手のデッキを知り、自分がプレイミスを犯さないためにもしっかりとした裁定を把握していきましょう!
※特筆してない限り、基本的には記事更新日の事務局及び公式の正式回答になります。
●《調和と繁栄の罠》関連
次の相手のターンに
①召喚した《轟速ザ・レッド》
②龍解した《熱血星龍ガイギンガ》、《超戦覇龍ガイNEXT》
③禁断開放した《封印されしドキンダムX》は攻撃できますか?
A.①~③全てのクリーチャーは攻撃できません。
《調和と繁栄の罠》は相手プレイヤー自身にかかる効果であり、唱えた時点でバトルゾーンにいたクリーチャーにかかってるわけではありません。
ただし、指定された文明のクリーチャーが他文明に進化した場合なら攻撃は可能です。
●《その子供、凶暴につき》関連
自分のターンに
①《キリモミ・ヤマアラシ》を唱えた後、召喚した《牙神兵ガンガン・マンモス》
②《怒英雄ガイムソウ》のマナ武装能力でバトルゾーンに出した《偽りの王ヴィルヘルム》
③自分のバトルゾーンに《永遠のリュウセイ・カイザー》がいる状態で出した元々スピードアタッカーを持っていないクリーチャーはバトルゾーンに出るときタップされますか?
A.①~③全てのクリーチャーはアンタップされてバトルゾーンに出ます。
①~③すべての例で出されたスピードアタッカー化するカードは全てバトルゾーンに「出した」後スピードアタッカーになり、それより前のバトルゾーンに「出る」段階でスピードアタッカーか進化クリーチャーかを参照する《その子供、凶暴につき》の能力の対象にはなりません。
①~③の例で出されるクリーチャーが元々スピードアタッカーを持っていたり、進化クリーチャーだった場合はタップされてバトルゾーンに出ます。
●《奇天烈シャッフ》関連
次の相手のターンにバトルゾーンに出した
①《轟速ザ・レッド》(コスト4)
②元々バトルゾーンにいた《轟速ザ・ゼット》(コスト4)を進化元にして通常の進化をした《轟く侵略レッドゾーン》(コスト6)
③元々バトルゾーンにいた《轟速S》(コスト3)を進化元にして通常の進化をした《超音速レッドゾーンNeo》(コスト4)は攻撃できますか?
A.①、②の場合は攻撃できます。③は攻撃できません。
《奇天烈シャッフ》のクリーチャーに対する能力はその時点でバトルゾーンにいる相手のクリーチャーに例の場合ですと「このクリーチャーがコスト4なら攻撃できない。」という効果を付与する能力だと考えてください。
その時点でバトルゾーンにいない手札からバトルゾーンに出た①はもちろん攻撃できます。
「このクリーチャーがコスト4なら攻撃できない。」という効果が引き継がれたコスト6の進化クリーチャー《轟く侵略レッドゾーン》なら条件から外れ攻撃できますし、同様の効果が引き継がれたコスト4の進化クリーチャー《超音速レッドゾーンNeo》なら元々進化クリーチャーが条件から外れたコストでも進化して条件を満たしてしまったので、攻撃できなくなってしまいます。
ただし、侵略をして攻撃中に指定されたコストの進化クリーチャーに進化したとしても、既に攻撃宣言を終えているため、そのまま攻撃を続行します。
●封印、鼓動関連
A.いいえ、引き継がれていません。
封印前に封印されたクリーチャーに適用されていた継続効果は全て封印された時点で無効になっています。
これは《最終龍理 Q.E.D.+》に適用されていた継続効果がフォートレス状態に戻った時点で全て無効になっているのと同じ処理です。
上述どちらの場合も、封印が外れたり、クリーチャー面に龍解した場合はそれ以前の適用されていた継続効果は全てリセットされていますl。
A.はい、出すことができます。
封印されて無効になるのは、封印されたクリーチャー自体に適用されていた継続的効果(たとえば《勝利のプリンプリン》の対象クリーチャーを攻撃もブロックもさせなくなる効果等)ですが、封印されたクリーチャー自身から生じた効果は必ず待機されます。よって例の《革命目ギョギョウ》の能力を処理する段階で既に《革命目ギョギョウ》は封印されていますが、能力自体は待機されているので通常通り《革命目ギョギョウ》の能力は処理されます。
A.はい、龍解します。
そもそも封印が存在を無視(能力を処理しなくなる)するのはクリーチャーだけです。
また、封印されているクリーチャーは存在は無視されているように扱うもののオブジェクトとして存在はしている扱いであるので、クロスされているクロスギアはクロスされた扱いのままですし、例で言う封印された《龍覇グレンモルト》に装備された《銀河大剣ガイハート》は上述のとおり効果が無効になっていないまま装備されている扱いになるので条件を満たせば問題なく龍解できます。
オブジェクトとして存在しているので、召喚酔いのクリーチャーが封印され次のターンに封印を外したとしても、そのターンのはじめにオブジェクトとして存在していれば召喚酔いは解けている、ということになります。
※オブジェクトとして存在≒少なくともカードとして選べる状態ではあるということ(進化元のカードや封印、封印された鼓動やクリーチャー等が当てはまる)
①鼓動である《禁断~封印されしX~》と合わせて3枚を《時空の支配者ディアボロスZ》の覚醒コストとして山札に戻した際、《最凶の覚醒者デビル・ディアボロスZ》に覚醒させることができますか?
②コスト0として扱い、《水霊術 落城の計》で手札に戻せますか?
A.①、②どちらも可能です。
封印として裏側になっているカードはサイキック・セルと同じくコスト0として扱います。
この時、《勝利のリュウセイ・カイザー》をバトルゾーンに出した場合、上述2体のクリーチャーの封印を1枚ずつはずすことはできますか?
A.いいえ、できません。
基本的には出したコマンド1体につき1枚封印が外せます。複数の文明を持つ場合、その文明の中から1つを選び、該当するカードの封印を1枚外してください。
●《禁術のカルマ カレイコ》関連
①相手が《暗黒鎧ヴェイダー》の能力で山札を1枚墓地に置く場合
②相手の禁断開放された《封印されしドキンダムX》の能力で封印をつける場合
の処理はどうなりますか?
A.①の場合、山札から墓地に置く事が決定した時点で、墓地に置くはずだったカードはどちらのプレイヤーにも公開されます。
それがクリーチャーなら《禁術のカルマ カレイコ》の処理後、《暗黒鎧ヴェイダー》の能力でドローをします。
②の場合、山札から裏向きの封印に対する移動なので、封印されるはずだったカードはどちらのプレイヤーも確認はできません。
当然、《禁術のカルマ カレイコ》も封印されていません。
一般に非公開領域から公開領域の移動が確定したカードは、その移動が置換されたとしても必ず公開されます。
非公開領域から非公開領域に移動が確定したカードは、両プレイヤーに公開されません。
①自分のターン中に《セブンス・タワー》のメタモーフ能力で3枚マナに置く場合
②相手のターン中に《星龍の記憶》で「シールド・トリガー」を得た《セブンス・タワー》のメタモーフ能力で3枚マナに置く場合
の処理はどうなりますか?
A.①の場合、アクティブプレイヤーの自分の《セブンス・タワー》のメタモーフ能力が先に解決されます。同一処理中に発生した置換能力は2つめ以降処理されないので、《禁術のカルマ カレイコ》の置換能力は処理せず問題なく3枚マナに置くことができます。
②の場合、アクティブプレイヤーの相手の《禁術のカルマ カレイコ》の置換能力が解決され、山札の1番上を確認する→山札をシャッフルするという行動を1度行います。3枚を置くという行為に置換する前に《禁術のカルマ カレイコ》の置換が先に処理されるためです。
補足になりますが《ヴォルグ・サンダー》と《禁術のカルマ カレイコ》の処理も1枚ずつ、山札の1番上を確認する→山札をシャッフルするという行動がクリーチャーが2体めくれるまで行います。
●《ボルシャック・ドギラゴン》関連
その後、どのように処理ができますか?
A.《ボルシャック・ドギラゴン》2枚と《革命の鉄拳》1枚、どれから処理しても構いません。
1枚目の《ボルシャック・ドギラゴン》の進化が失敗したので《革命の鉄拳》でシャッフルをはさんで2枚目の《ボルシャック・ドギラゴン》の進化をすることも可能ですし、上記3枚の処理中に《ボルシャック・ドギラゴン》のバトルゾーンに出たときの能力や、《ボルシャック・ドギラゴン》の進化元のバトルゾーンに出たときの能力を先に処理することも可能です。
ただし、「革命0トリガー」で宣言したカードが処理される前に、なんらかの効果でシールドが1枚以上になったときまだ処理されてない「革命0トリガー」で宣言したカードは全て処理できなくなってしまいます。
●《オールデリート》関連
A.いいえ、含みません。
呪文はその効果解決時に解決領域にあり、《オールデリート》の効果処理終了後に墓地に置かれます
この時の処理はどうなりますか?
A.以下のツイートを参照してください。(暫定回答を含みます)
【一部暫定】オルデリ+禁断+ネバーエンド+ブラッキオ処理
(前半:1コマ目~3コマ目)
(青側がターンプレイヤー、赤側が非ターンプレイヤー) pic.twitter.com/A5CO4Tra3a— 鐘子 (@kaneko_aoao) 2016年2月22日
【一部暫定】オルデリ+禁断+ネバーエンド+ブラッキオ処理
(後半:4コマ目~6コマ目)
(青側がターンプレイヤー、赤側が非ターンプレイヤー) pic.twitter.com/1ZkD1vJ0Mc— 鐘子 (@kaneko_aoao) 2016年2月22日
①エスケープ破壊置換って書いてあるけど単なる置換な。
②こっちにも禁断あったらこっちの禁断開放が先処理だけどあっちの禁断まだ鼓動だから6コマ目に、ターンプレイヤー側に相手のドキンダムによる封印が乗った自分のドキンダムが1体追加されるぞ。— 鐘子 (@kaneko_aoao) 2016年2月22日
③アクティブ側がオルデリ+禁断、非アクティブ側がネバーエンドならオルデリ処理、ネバーエンドエスケをして前図のようなエスケ楯からブラキ処理をする。最終的には相手のドキンダムXの封印によりネバーエンドとブラキが封印されるがブラキのcipは封印後も待機しているのでドキンダムを飛ばせる
— 鐘子 (@kaneko_aoao) 2016年2月22日
●その他
A.はい、できます。「好きな数」とは0体も含みます。
A.はい、できます。
「5枚まで」と書かれているので、0~5枚まで好きな枚数カードを引くことができ、その規程の枚数内でなら、カードを1枚引くごとにそのカードを確認して次のカードをドローするか決めることができます。
A.いいえ、しません。
「ターンのはじめまで」、というのは「ターンのはじめ」の直前にその効果が切れるということです。
一般にデュエルマスターズの「Aという期間まで」というのは「Aの期間」になった時点で効果が終了しています。
この《銀河大剣ガイハート》は龍解しますか?
A.いいえ、しません。
《次元龍覇グレンモルト「覇」》のアタックトリガーで装備したということは既に「攻撃するとき」というタイミングは過ぎています。
効果の処理自体は「攻撃の後」でも「攻撃するとき」というタイミングで効果が誘発する《銀河大剣ガイハート》は2回目の「攻撃するとき」というタイミングが既に過ぎてしまっているので、そのターンは通常の方法では龍解できないことになります。
自分のバトルゾーンの水のマジック・コマンドの攻撃するとき、既にバトルゾーンにいる《S級「宇宙」アダムスキー》をS級侵略「宇宙」で進化することはできますか?
A.はい、できます。
バトルゾーンからバトルゾーンへ進化の上のカードだけ移動する場合、クリーチャーがバトルゾーンに出る扱いにはなりません。
通常通りS級侵略「宇宙」を処理することができます。
A.クリーチャーを召喚する、呪文を唱える、城を要塞化する、クロスギアをジェネレートすることです。
「マナ爆誕」、「シールド・トリガー」、「ストライク・バック」、「G・0」、「《龍覇ザ=デッドマン》でコストを代替して召喚」は召喚に当てはまります。
「侵略」は召喚には当てはまりません。クロスギアのクロスは「カードを使う」に当てはまりません。
①自分が山札切れで負けるとき
②相手のターンに相手の《光霊騎アレフティナ》が条件を満たして勝利するとき
③相手のターンに相手の《偽りの名i Formula X》が条件を満たして勝利するとき
《不敗のダイハード・リュウセイ》の能力で敗北を免れることはできますか?
A.①、②の場合はできません。
山札切れや《光霊騎アレフティナ》の能力は状況起因処理といい、《不敗のダイハード・リュウセイ》の「破壊されたとき」の能力が処理される前にチェックされるためです。
③の場合はできます。
《偽りの名i Formula X》の能力は誘発型効果であり、その特殊勝利処理を《不敗のダイハード・リュウセイ》で置換した後「破壊されたとき」の能力が処理されるからです。
①攻撃する際に相手のニンジャストライクにより自分のバトルゾーンのクリーチャーが2体以下になったとき
②攻撃中「シールド・トリガー」により《S級「原始」サンマッド》及びその他のクリーチャーが場を離れ自分のバトルゾーンのクリーチャーが2体以下になったとき
《S級「原始」サンマッド》がシールドを3枚ブレイクすることはできますか?
A.①の場合はできません。②の場合はできます。
ブレイク数が参照されるのは実際に攻撃側のクリーチャーがシールドをブレイクする段階で判断されます。
(ブレイク側がブロックされなかったときの段階)
この段階で《S級「原始」サンマッド》の能力の条件が満たされていれば、その後自分のクリーチャーの数が変化しても
問題なく3枚ブレイクすることができます。
その後、その他のクリーチャーはそのターン攻撃することができますか?
A.はい、できます。
「攻撃できない効果を無効にする」というのはそれ自体の処理がされた後に更に「攻撃できない」効果が付与されても、そのターン中は全ての「攻撃できない」効果が無視されます。
A.いいえ、できません。
「攻撃できない能力を無効にする」という能力で無効になるのは元々「ブロッカー」のテキスト等に書かれている「攻撃できない」というものだけです。
テキスト自体が「能力」であり、それによって生み出された結果が「効果」です。
例に挙げた2枚の呪文、《勝利のプリンプリン》、《ガンリキ・インディゴ・カイザー》の能力で「攻撃できない」という効果が付与された場合、それらのクリーチャーは「攻撃できない能力を無効にする」という効果では攻撃できません。
A.いいえ、違います。実際のカードのレアリティを参照してください。(正式回答)
どうでしたか?
今期の締めくくりor来期の始まりとなる今回のCSラッシュ、しっかり確認して臨んでいきましょうね!
アカレコCSに参加する方はレギュレーションも合わせてお読みください。
もし不安な裁定などがあったら臆せず近くのジャッジに聞いたり、可能なら事前に当日のヘッドジャッジの方等に確認できるといいですね。
では、みなさんのご健闘をお祈りします!!