【CS統計】2015年のイベント実態をデータから探る

昨年のイベントの勢いは、一昨年と比べてどう変わったのか。数字を見て行きましょう。

 

 

まずはイベント数の推移から。

 

【CS開催数の推移】

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3月ごろから昨年対比でイベント数が増加し始め、終わってみれば2014年のイベント開催数55に対して2015年は117と2倍以上の伸びを示しました。祝日がないせいで例年イベントの少なかった6月や、公式大会・権利予選と被るためにイベントが開かれづらい冬季のイベントが増加したことによるものです。
GP1stが開催された8月のイベントも昨年より増加しており、競技大会への関心が高まっていると思われます。

 

【CS参加人数の推移】

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述べ合計参加者数は2014年の7197名に対し、2015年は15436名とこちらも2倍以上の伸びを示しています。

【イベント統計】CSの実態をデータから探る

昨年の同じ時期にCSの実態に関する調査を行いましたが、そこでは2012年から2014年にかけてCS数が伸び悩んでいることが判明しています。しかし冬の公式大会の権利をも取得できるようになるなどCSサポートが強化され、そのことが2015年の開催数の増加に寄与しているのでしょう。

 

【地域別CS開催数の推移】

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2015年にCSが3回以上開催された地域を対象に調査しました。ほとんどの地域でイベント数は増加しています。
昨年トップだった東京の開催数は伸び悩み、代わりに大阪がトップへ。愛知、静岡と言った中部地方がそれへ続きます。
またイベント開催数が少ないと言われてきた九州ですが、昨年は福岡が開催数4位に。地方でも少しずつ、しかし着実にイベント開催数は増えてきていますね。

 

【まとめ】
CSはおおよそ2012年初頭までが黎明期と言われています。チーム戦や午前午後の2部制、しっかりとしたサブトーナメントなど現在のイベントの原型となるシステムはこのころまでに完成しました。2011年から2012年にかけてはイベント開催数が約2.5倍に増えており、基礎的な開催手法が確立されたことで爆発的にイベントが増えたことがうかがえます。

開催数はそこから伸び悩み、2014年までは横ばいを続けていました。しかしCSサポートなどの新たな補助手段が充実したことで、2015年は再び飛躍の年になったのでしょう。ちなみに現在当サイトに登録されている2016年のイベントは49で、これは2012年の合計のイベント開催数と同一。今年も目が離せませんね。

今年の大会と言えばついに2000人規模の公式大会が開催されるということで、安定した大型競技大会の存在によってますます人口は増えていくのではないかと考えられます。認定ジャッジシステムも間もなく施行されますし、”革命の年”だった昨年に続いて大きな変革の年になりそうですね。


カテゴリ:統計