カテゴリー別アーカイブ: CS運営

【イベントレポ】第一回DM城南CC【運営】

勝利のプリンプリン

 

 

 

 

 

 

 

お久しぶりです。りゅーてぃです。

最近は生活の変化もあってか、燃えろドギラゴンのリリース以降もほとんどマスターズに対して以前のようには関われていない日が続いていましたが、この度久しぶりに自主大会を開催することができました。
チャレンジカップという形式及び自主大会の更なる発展の為に、運営視点で気になった事や反省点などを書いていこうと思います。

続きを読む


カテゴリ:CS運営

【CS開催手引き】僕らのDRを作ろう

card17 (1)

この記事では「誰にでもCSが開催できる」時代への足掛かりとして、気軽に開ける中規模CS→CC(チャレンジカップ)を提案します。

○はじめに
先日、デュエル・マスターズ公式サイトにてクリエイターズ・レター vol1が公表されました。
テーマは「イベント体系の変更について」。
これからのデュエルマスターズをさらに盛り上げていくために、メーカーは動き出しています。
そして、競技志向の、ユーザーの「より激しくより本気の戦いにチャレンジしたい!」という気持ちをぶつける場。それはデュエルロードからプレイヤー主催の競技会へとシフトしていく時期になったことが示されています*1。
しかし、そのためには現状CSの数が圧倒的に足りていません。
メーカー側がチャンピオンシップサポートの拡充を約束した今、ユーザーもDRに代わる本気の戦いの場としてCSを開いていくとみんな幸せになれるのではないのでしょうか。
この記事では、プレイヤーとして負担にならないCS開催という観点から気軽に開ける中規模CSの一つの形として、名付けてCC(チャレンジカップ)を提案します。

*1 デュエルマスターズを競技として捉え、目的を「勝つこと」に設定し、より多く勝利するためにデッキを組み、より勝利に近づけるプレイングをしていくことを競技志向、と定義します。
逆に、イラストが好きだから《勝利宣言 鬼丸「覇」》ではなく《グラディアン・レッド・ドラゴン》を使う、といった遊びとしての側面を重視する姿勢を娯楽志向と定義します。
今後DRが娯楽志向へと変わっていくのであれば、競技志向のプレイヤーが競い合う場を自分たちで用意できる、競技イベントの増加が求められています。


 

○概要
現在開かれているCSの多くは運営・ジャッジが付き対戦が行われ、予選が終了した辺りで決勝トーナメントと並行してサブイベントが始まる形式が一般的です。
この形式は競技性が高く、イベントを円滑に進めやすいメリットがあります。
しかし、準備や運営に手間と人手がかかるため、気軽に開催するのが難しい面もありました。
運営者は手一杯でせっかく開催しても自分たちがゲームを楽しむ余裕が無い、という声もあります。

そこで、CC(チャレンジカップ)という形態を考案しました。
DRから競技性を抽出した、66~100人規模で運営も一緒になって大会に参加する対戦会です。
予選は管理の楽さから6人卓制度を推奨した内容となっています、その他の形式にも利点はありますので各自検討してみても良いでしょう。
CCではCSと同じように大会を行い優勝者を決めますが、サブイベントを省きセルフジャッジでゲームを行うことで、運営の負担を減らし継続的・定期的に開催することが可能になります。
運営は会場・賞品の手配、受付を行いますが、その後は一人の参加者として対戦に参加できます。
競技志向の人が集まって己の力を競い合う場としてCCはあります。
競技性を重視する場でありますので、アカレコランキングポイントも通常のCS同様に付加される予定です。

この記事ではCCを開きたいという人に、具体的にどのような準備が必要かを提示します。
ポイントはいかに運営の準備の手を抜けるか、です。
競技性をおろそかにするのではありません、一度開催できればあとは会場を取る段取りだけで次回以降が開ける、そんな手軽さが目指すところです。
一つのイベント運営の方向性を示しますので、後は地域の特性や運営の方針によって改良を加えて行って下さい。

 

○開催準備
この項は以前りゅーてぃさんが書いたはじめてのチャンピオンシップ(主催編)にも参考になる記述がありますので併せてご覧ください。
イベントを開催するために必要なものをざっくり挙げると以下のようになります。

■運営協力者
■十分な広さの開催場所
■協力カードショップ
■費用
■スコアシート

■運営協力者
まずは人集めです。
一人で出来る事には限界があります。
相談に乗ってくれる仲間の存在はイベントを継続的に開催していく上で必ず必要になります。
考えをまとめる上で誰かに説明する行為が逆に自分の理解の助けになるはずです。

■開催場所
会場の大きさによってイベントの規模が決まります。
「○○(地名) 公民館」「○○ 市民会館」「○○ 会議室」「○○ イベント会場」などで検索してみましょう。
公共施設の方が値段が安いことが多いです。地域に他のカードゲームイベントが開かれている会場があれば、そこを参考にしてみると良いでしょう。

会場選びのポイント

・値段
地域にもよりますが、100名規模の大会にしようと思うと3万円~4万円に抑えたいところです。注意すべきは、多くの公民館では参加費を取るイベントを開く場合営利加算を取られるという点です。会場費が1.5~2倍に膨れるケースもあります。
また、会場費の他に冷暖房費、机や椅子の貸し出し、マイクの貸し出しなどでお金がかかるケースも多いです。パッと見で基本料金が安くても最終的には他の会場と変わらなかった、というのもよくある話です。
良さそうな会場が見つかったら電話で聞くのが一番早いので、臆さずまず電話です。この段階で尻込みしてしまう人がいますが、電話は最も効率の良い伝達手段ですので、上手に使って良い会場を手に入れましょう。何か所か電話すればすぐ慣れます。
会場の方と話をする上で、一番意識すべきは正直であることです。カードゲームの大会であること、参加費を徴収すること、これくらいの集客が予想出来て年齢層はこれくらいだろう、などなど。参加費を取らないと偽り営利加算を逃れるような行為は詐欺です。この程度のルールも誤魔化すようでは主催として、大人として、社会人として失格です。

・設備
机椅子の数がそのまま定員数に繋がります。
参加人数を66人~としたのは、募集定員が64名以上でないと公式CSサポートを受けられないからです。もちろんCSサポートを受けない、もっと小規模な大会もアリです!
会場毎に限界定員が定められており、消防法によりその人数を超えて収容することは禁止されているので、定員は会館の人と要相談です。
また、机の奥ゆきが45cm、60cmと会場によって違いますが、カードゲームをやる上では45cmのものを2台向い合せに置くのが最もプレイしやすいです。
最低限マイクは借りておきたいです。
基本的にある空間に人が密集するため、熱気がこもります。夏場はもちろん、春先でも空調設備の使用が必要になることもあります。お金はかかりますが、まともにデュエルをしてもらうための必要経費です。計算に入れましょう。

・予約
大きい会場になるほど予約開始日は早いです。
利用日の1か月前から、3か月前から、半年前から、1年前からなどが会場ごとに設定されているので、人気の会場であれば受付開始日を逃さないよう気を付けて。
また、会場費の支払いは大抵が申込み後すぐです。事前に会場費が支払えないと借りれませんので、大会前にお金が必要です。

・準備、片付け
どういう状態に並べたいのか、どういう状態に戻さなければいけないのか、これを理解している人は動かずに指示を出すべきです。主催は自分が動くのではなく、全体が上手くいっているかを見るのが仕事です。
終わった後は綺麗に掃除をして退室しましょう。

■協力カードショップ
現状ではタカラトミーのCSサポートを受けるためにはカードショップの協力が不可欠です。
賞品としてデュエルマスターズ新品も扱うことも多いので、まずは店員さんに話をしてみて下さい。
ちなみにCSサポートは遅くとも1か月前には申請しないと間に合いません。計画を始めるのは2か月前くらいから!
いきつけのお店は話がしやすいでしょうし、会場に近いお店も巻き込みやすいです。
交渉次第ではポスターの掲示から賞品の手配協力、宣伝大会の開催などもしてもらえるかもしれません。
公式のCSサポートを受けるために必要な情報は、
・店舗連絡先
・CS告知HPのURL
・予定日時、定員数、会場住所などイベント詳細
です。

■費用
今の主流では当日に受付で参加費を徴収します。
会場費は前払いですし、賞品代やその他の費用も一旦は運営で立て替えるのでまとまったお金が用意できなければいけません。
お金を借りることになった場合は参加費を徴収したら早めに返しましょう。当たり前のことですが、うっかり忘れてしまうとそれだけで大切な人間関係が壊れることもあります。金と食べ物の怨みは深いです。
参加費は1000円~1500円のCSが多いです。一般的な「公民館を借り、上位者にゲーム機等を渡す」という形式ではこれくらいかかることになります。
ですが、開催場所の項にあった通り、参加費を取るイベントでは営利加算がかかる会場が多いです。

ここを工夫しようと思うなら、

・会場費は自腹、賞品は参加者にお土産を持ちこんでもらったもののみとすることで参加費を取らない
・大地主の知り合いに会場を格安で貸してもらう、大きなカードショップにフリースペースを貸してもらう

など、賞品の方向性を記念品にシフトさせたり、人脈、コネを活用することでより開催へのハードルが低くなります。
賞品は伝統的にゲーム機が多いですが、例えば高級和牛1kgやカニなど地域の特産品カタログのようなものも面白いと思います。勝者のプライズとして相応の価値があるものなら何でも良いですが、現金や金券のような「賞金」にあたるものを渡すのは法律上マズイらしいです。難しい話になるので気になる人は各自調べて下さい。
あとは、賞品は大会後後日発送にする、協力店舗にBOX代を立て替えてもらうなどで参加費の徴収後に支払いをする手もあります。

また、参加者に遠方からの人が増えるほど当日キャンセルは多くなります。
一般的に個人戦で1~2割、チーム戦で3チーム程度は当日キャンセルが出ることを想定しましょう。当日枠は大都市圏で開くほど埋まりやすく、岡山程度の田舎だと10名も来ればいい方です。

モデルケースを用いて具体的な費用計算をしてみましょう。

○参加費1000円、定員100名の個人戦大会の場合
収入
1,000×100=100,000円

支出
会場費 29,800
マイク・アンプレンタル代 6,000
冷房費 6,000
上位賞品代
PS vita(Wifi) 20,800
ニンテンドーnew3DS 17,000
DM新弾BOX 3箱  4,860×3=14,580
スコアシート等印刷代 3,000
支出計 97,180円

実際には収入が当日キャンセルの数に応じて減少するため、もう少し余裕を持たせた予算を組みたいところです。
支出として他に考えられるのは

・参加賞を渡す場合、その代金
・賞品にプレイマットなどの記念品を出す場合、その代金
・名札等の消耗備品
・会場の備品代
・入賞盾などの記念品を作るお金
・スコア記入用のボールペン
・上位賞品を後日郵送する場合の送料

などが挙げられます。
逆に賞品BOXなどはお店との交渉次第で値下げしてもらえる場合もあります。
CSでは一日みんなのために働いてくれた運営に打ち上げに行けるくらいの日当が出てしかるべきだと思いますが、CCでは運営も一緒になって大会参加者となるため、その分の予算は計上していません。
大会によって経費は変わってくるものなので、参考程度に考えて下さい。

■スコアシート
大会を円滑に進めるために、これだけは絶対に必要です。

スコアシート1スコアシート2

4番卓C席の人を記入例にとってみます。

個人戦用シートC席

机には以下のように、席順を表す紙を貼っておきます。

席順

汎用席順画像これの真ん中に卓番号を記入します。

スコアシートに「4-C」と書いてある人は、1回戦は4番卓のC席に座ることになります。
2回戦では「C→E→E→D」のうち左から2番目、Eを見るので、同じ4番卓のE席に座ります。
卓制度のメリットは、プレイヤーの移動にかかる時間と呼び出しにかかる運営の手間が大きく省ける事です。CCには最も適した対戦形式といえます。

 

 

○開催までの流れ

①運営協力者を集める
事前準備に加えて、当日には準備、片付け、受付、スコアシート配布、デッキシート回収などの仕事があります。
最低でも3人くらいは用意しておきたいです。

②協力カードショップを見つける
最悪無くてもなんとかなりますが、公認サポートも受けられますしカードショップの方は大抵豊富な大会経験を持っているので、いろいろ相談にも乗ってくれると思います。

③開催場所を決める
良さそうな会場があっても既に希望日時が埋まっていたり、参加費を取るイベントを断られたりと苦労が多いステップです。
根気強く使える会場を探しましょう。ここが1つ目の山場です。
会場限界まで定員を設定すると、人の移動ができなくなる場合もありますので下見をきっちりさせてもらいましょう。
駐車場の有無、会場内飲食の制限も確認しておきましょう。

④告知する
ここまでくれば開催日が確定できるので、公に告知しても大丈夫です。
ホームページを作り、Twitter等のSNSで拡散する、情報サイトに掲載を依頼するなど、多くの人の目につくよう宣伝していきましょう。
アカレコでもトップページにてCS予定の紹介を行っています。運営者からの掲載依頼を受けて掲載する形式を取っていますので、メールまたは公式アカウントにリプライを送って下さい。CS名、開催日、ホームページのURLを記入いただけると対応いたします。

⑤事前登録受付をする
告知をしてからある程度時間を置いたら、事前登録の募集を始めましょう。
6人卓を推奨しているので、6の倍数を定員にします。
メールで受け付けるか、googleフォームを利用するのが一般的です。
募集開始時期は難しいところですが、1か月前程度が目安です。募集開始が遅いと予定を確定できず、遠方から来る人は交通手段や宿の予約ができません。しかし、早すぎるととりあえず登録だけする人が多くなりキャンセルが増えます。
参加できないことが確定した人にはキャンセル連絡をするよう促すことも大事です。
ちなみに、大会で使えるカードは一週間前までに発売されたものまでで区切る方が良いと思います。構築済みデッキでも厳しいですが、当日発売のパックを使用可能にするとまず使いたいカードが集まらず、発売日を守っていない人が得をするようなことになってしまいます。

⑥賞品を用意する
持ち運びが思ったより大変なので覚悟しておいてください。
車が使えると非常に楽なので、人脈を活かして下さい。

⑦スコアシートを用意する
先ほどのものを定員数に合わせて印刷します。
96人を定員とする場合、96÷6=16卓作ることになります。
左下の席番号欄に16までの数字を書き込みます。ボールペンを用います。
点線の上を切ります。
この辺りの切ったり書いたりの事務作業は絶対に一人で行わないでください。メンタルが死にます。想像以上に量が多く、同じ作業を延々とやるのが苦痛です。2つ目の山場と言っても良いと思います。
参加者リストも印刷しておきます。
卓の配置表も卓の数だけ印刷し、卓番号を書いておきます。10枚入りのクリアファイルが100均にあるので、それに入れてマスキングテープ養生テープで机に貼ると見栄えが良いです。

ここまでできたら、あとは当日を待つだけです!

⑧CC当日・受付まで
会場を開けたら机をセッティングします。運営以外にも、参加者で手伝ってくれそうな人に声をかけてみると良いでしょう。
受付のスペースと運営の荷物置き場(参加者が入れないよう仕切りを用意する)をまず確保します。
対戦席では動線を確保することが重要になります。通路は二人がすれ違えるくらいの幅を取り、全員が椅子に座っても背中がぶつからない(同時に立ち上がってもぶつからないくらいの幅が取れれば理想的)ようにします。
卓の配置表を貼ったら、受付。お金を入れる箱を用意しておきましょう。お金を受け取る人と名簿にチェックする人の二人は欲しいです。個人戦の受付は規模が大きくなるほど時間がかかるので、窓口を増やしたり早めに並ぶよう促したりしましょう。
デッキシートの回収を受付と同時に行うと、デッキの中身を悩んで受付がギリギリになる人が出てきます。ここが進行が遅れる原因になるので、受付時に回収はおすすめしません。
・開会式と同時に回収
・投票箱的なものと名簿を受付とは離れたところに置いておき、提出した人は丸をつけてもらう
などが考えられます。

⑨CC当日・開会式~席移動
開会式でやっておきたいことを挙げます。
・スコアシート配布、デッキシート回収
・運営紹介
・協賛店舗紹介
・賞品紹介
・大会レギュレーション説明
・対戦席移動の説明、移動
スコアシートがそのまま対戦席の抽選となるので、あらかじめシャッフルしておくと良いでしょう。ただし、参加人数が6の倍数になっていない場合、番号の大きなF席のスコアシートから減らしていきます。定員96人で93人参加だったなら14-F、15-F、16-Fを除いておきます。
席移動の方法などはホームページでも説明しておくことでよりスムーズに進行すると思います。
ここまでは運営は前に立って配ったり回収したりしていますが、席移動が始まると選手として一緒に試合をすることになります。対面が空席は不戦勝になります。スコアシートに不戦勝と記入して下さい。

⑩予選
席移動ができたら対戦の準備をしていきます。
タイムキーパーの人はマイクを用意して対戦しながら、制限時間を計ります。全員が40枚の確認とデッキのシャッフルを終え、手札とシールドの準備が終わり、先攻後攻を決定できたらタイムキーパーの合図で試合開始です。
20分が経ったらタイムキーパーはマイクで制限時間を呼びかけ、そこから5分を計ります。5分後、試合開始から通算25分経って対戦が終わっていないところは両者敗北になります。全ての卓でスコアシートの記入まで終わったら対戦席をスコアシートの指示に従って移動します。
参加者は対戦の合間にはトイレなどの用事があるとき以外は立ち歩いてはいけません。
これを4回戦まで繰り返し、3勝以上した人はスコアシートの予選通過に○をします。
4回戦終了後、運営は各卓を回って3勝以上した人のスコアシートを回収していきます。この時、2勝以下の人のものが混じっていないかきちんと確認しましょう。
回収が終わったら予選終了です。進行状況を見て、適宜お昼休憩の時間を設定し、予選通過者の集合時間をアナウンスしてから解散します。

⑪昼休憩~決勝トーナメント
お昼の間に決勝トーナメント表を作っておきます。
予選通過者数に応じて何人トーナメントにするか決まります。
例として4勝0敗が12人、3勝1敗が29人の計41人が予選通過した大会があるとします。
人数調整の不戦勝は1回戦にて行います。2回戦を4、8、16、32、64、128のような2の累乗の人数にしたいので、予選通過が41人なら32人になるように、9対戦18人が1回戦を行い残り23人が不戦勝になります。
計算式としては、
{(予選通過者数)-(2回戦で残したい人数)}×2=1回戦で対戦する人数
になります。
予選成績が3勝1敗を優先的に1回戦にあて、4勝の人は不戦勝になりやすくします。例では1回戦が18人に対し3勝が29人いるので、3勝の中からランダムに18人を選び対戦させます。残りの人は不戦勝です。
トーナメント表を書いてそれに従ってマッチングしていきます。
予選と同じように、対戦の準備が終わったら時間を計って対戦させます。決勝トーナメントは観戦の人が近すぎる事案が発生しやすいので、ビニールひもや椅子で仕切って観戦席を設けるのが良いでしょう。
後は1戦ごとにマッチングをしてくだけです。
このまま準決勝まで進めます。
もし運営が暇を持て余していたり、自分たちでトーナメントをやりたいという人がいればサブイベントを開くのも良いでしょう。ただし、追加で参加費をとる場合には絶対に運営が徴収を行ってください。お金周りを部外者にさせるのはNGです。

⑫3位決定戦~決勝戦
準決勝戦まで行い、残り決勝戦と3位決定戦を残すのみとなりました。
この試合らは時間無制限で行います。
同時に行っても良いですし、時間があるようなら3決→決勝で行うのも良いでしょう。
試合が終わったら、デッキリストのチェックを行います。
それぞれデッキのカードを並べてもらった後、写真を撮っておきます。デッキリストと照らし合わせます、超次元ゾーンが正しいかもきちんと確認しましょう。

⑬表彰式~閉場
上位入賞者に賞品の授与を行います。
しっかりみんなで褒めてあげてください。
後はぼちぼち会場の片付けをして、頃合いを見て閉場します。
ゴミは絶対残さない、会場の方にお礼をしっかり述べるなど、次も気持ちよく使わせてもらえるよう気を配ります。
また、CSサポートを受けた場合にはタカラトミーに資料を提出する義務があります。参加者数、上位者の年齢など簡単なものですので、会場で書いてしまってからその日のうちに主催店舗に持って行きたいところです。絶対に忘れないでください。

⑭事後処理
無事イベント終了です。お疲れ様でした。
ホームページに上位者のデッキレシピを投稿したり、参加者のデッキ分布を集計したり、会場の様子を写真でアップしたりするとより多くの人に興味を持ってもらいやすくなると思います。
ちょっとくらい上手くいかないことがあって当然です。ぜひ次回も開催を検討してみてください。月に1回くらい開催できると、みんなのモチベーションに繋がると思います。
もちろん一人が毎度毎度用意をするのは大変ですので、メインで働く人を何人かで持ち回りにしたり分担してみたり、と協力して進めていくとすごく楽です。
慣れてくるともっと大規模なCSにも挑戦できるノウハウが身についていると思います。
あとは自分たちで工夫して、良いイベントを開いていってください。

最後に、具体的な架空のイベント案内を例示してみます。テンプレートとして使用できますので、主催の方は以下の部分をご自由にコピペしてもらって構いません。各大会の個性に合わせて赤字部分を変更すれば簡単に概要が作れます。
これを使って、あなたもイベント運営にチャレンジしてみましょう!


 

大会名:第1回DM沖ノ鳥島CC

主催:沖ノ鳥島太郎

日時:2015年1月1日(日)

場所:沖ノ鳥島市民会館

定員:64名

参加費:1人1000円

賞品:
優勝:PS vita(Wifi)
準優勝:DM最新弾 2BOX
3位:DM最新弾 1BOX
4位:DM最新弾 1BOX

※参加人数により賞品、参加賞の内容は変更になる可能性があります。ご了承ください。

■大会形式
本大会ではセルフジャッジ制を採択し専属ジャッジはいませんので、プレイヤーが主体的に進行に協力して下さい。
・予選
6人を1卓とし、卓内で4回対戦し、4勝もしくは3勝1敗の方を予選通過とします。
予選中のドロップ(棄権)は不可とします。ご注意ください。

・決勝トーナメント
予選通過者によるトーナメント戦です。

■大会レギュレーション

・基本ルール
デュエルマスターズ公式ルールに準拠
・使用可能カード
■○月×日時点で発売されている全ての国内製日本語カード
・殿堂ルール
■○月×日時点の殿堂レギュレーションを採用
上記に加えトラブルを避ける為、DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」に収録されている「カモン・ビクトリー」は使用禁止とします。
・大会ルール:全試合制限時間20分の1本勝負
但し決勝戦、3位決定戦は時間無制限とします。

対戦が終わらないまま制限時間を迎えた場合、先行のターンであれば後攻のターンが終わるまで、後攻のターンであれば、そのターンが終わるまで対戦を続けます。
それでも決着がつかなかった場合は残っているシールドの枚数が多い方を勝者とします。
シールドの枚数も同じの場合はスペシャルゲームにより勝敗をつけます。引き分けはありません。
※後攻のプレイヤーが追加ターンを得る効果を発動させた場合はその処理も終わるまでゲームを続けます。
・制限時間後の処理について
制限時間を迎えた後、5分が経過した時点で後攻のターンが終わっていない場合、両者を敗北とします。

対戦は出来る限り自分たちで裁定の判断を行い、分からない点があればインターネットで検索したり事務局に電話するなどで対処して下さい(この場合だけ対戦中の電子機器の使用が認められます)。問題が発生した場合、互いに納得をした上で処理を進めて下さい。どうしても話し合いで解決しない場合には主催を呼んで判断を仰ぎます。競技志向とは紳士的に、正しいルールに則ってプレイをすることまでが含まれます。

■参加資格

・一般的なマナー、モラルおよび上記の規約が守れる方
・大会の趣旨に賛同し、スムーズな進行に協力できる方

■大会スケジュール

・受付開始 10:00~
・受付終了 ~10:30
・開会式(大会説明) 10:45~11:00

・予選(1本先取20分)

1回戦 11:15~11:45
2回戦 11:50~12:20
3回戦 12:25~12:55
4回戦 13:00~13:30
昼休憩 13:30~

・本戦トーナメント(1本先取20分)

決勝T1回戦 14:00~14:30
決勝T2回戦 14:35~15:05
決勝T3回戦 15:10~15:40
決勝T4回戦 15:45~16:15
決勝T5回戦 16:20~16:50
決勝、3位決定戦 16:55~17:15
閉会式 17:30~18:00
閉場 19:00
出来る限り前倒しで進行させていきます。当日のアナウンスに従って行動して下さい。
また、当日の予選通過者数により決勝トーナメントのラウンド数が増加する場合があります。

■参加方法

akrecord@mail.com

・上記アドレスまで件名に参加希望と記入し、
下記の必要事項を明記の上メールを送信してください。

・○月×日(日) 22:00より募集を開始いたします。

必要事項
氏名(本名、フルネーム)
年齢
登録名(ハンドルネーム、公開されても良いもの)
お住まいの地域
意気込み、自己紹介など

氏名は公開されることはありません。

募集は先着順となります。
定員に達しても募集は続行しますが、その場合はキャンセル待ちとさせていただきます。

記入漏れがある場合は無効とさせていただきます。
また、運営の判断に基づき、長すぎる、公序良俗に反する等の必要事項は変更させていただきます。

また登録完了の際に、メールへの返信はありません。
登録完了者はホームページに掲載致しますのでご確認ください。

※個人情報は主催者側で責任をもって管理し、大会終了後に処分させていただきます。(不正者、無連絡欠席者を除く)
キャンセルされる場合は件名にキャンセル希望と記入し、上記の必要事項を明記の上メールを送信してください。
キャンセルのご連絡なしに欠席された場合は今後の本大会の参加を認めません。

デッキシートのファイルをデュエルマスターズ公式ホームページ(http://dm.takaratomy.co.jp/event/cssupport/)から手に入れ、各自で印刷し記入の上当日の指示に従って提出して下さい。名前の欄には本名ではなくハンドルネームを記載して下さい。
デッキシートは受付を潤滑に進行するために事前に記入するようお願いします。

■キャンセルポリシー
キャンセル期限は○月×日の22:00までです。それ以降のキャンセルでも必ず連絡を入れるようお願いいたします。
また、登録者リストに載っている方で大会当日までにキャンセルの連絡が入っていないにも関わらず無断でキャンセルされた方は以降の本大会への参加をお断りさせて頂きます。

■サブイベントについて
サブイベントは予定されていません。会場は閉場まで使用できますので、フリーデュエルをお楽しみ下さい。また、有志でのミニトーナメント開催なども許可しますので当日運営にご相談下さい。

■大会規約
・本大会は個人主催の非公認大会であり、タカラトミーの公認大会ではありません。
・本大会において発生したトラブルに対しては、主催者側は一切の責任を負いません。
特に、荷物の紛失については尚の事注意してください。
・必ずスコア記入用の筆記用具を持参して下さい。
・大会の運営に支障をきたす行為をする者が現れた場合、退場処分とさせていただきます。
・受付、対戦ともに時間厳守です。受付に間に合わなかった場合は失格処分、対戦に遅れた場合でも相応のペナルティが課されるのでご注意ください。
・金銭トレードやパックの販売など、金銭のやり取りの発生する行為は禁止とさせていただきます。カードや金銭、物品を賭けての賭博行為も禁止です。発見次第退場処分とさせていただきます。
・会場内では飲み物はふたが出来るもののみとします。食事はお昼休憩時のみ許可します。※会場によって規定が違うので主催は問い合わせてください
・会場内での飲酒、喫煙は禁止です。
・参加者は本大会の結果、参加者のハンドルネーム、デッキリスト、対戦風景を撮影した動画または写真をWEB上に公開することに同意したものと見なします。
・中学生未満の方は参加に際し、必ず保護者の同伴の上でお越しください。
・サインカードに関して、基本的には裏面から識別できるような場合を除き使用を認めますが、マナコスト、効果テキストなどが隠れている場合は必ず正規のテキストが把握できるものを用意しておいてください。


 

 


カテゴリ:CS運営

【イベント中継】静岡CSの中継で使用した機器について

さる5月2日、3日に行われた第5回静岡CS。そこに、フロアジャッジ兼中継要員として参加させていただきました。
中継用のアドレスはこちら。

 

第5回静岡CS生中継

録画日より30日間はUstreamサーバにデータが保存されています。いずれYoutubeにアップされることと思いますが、早く見たい!という方はまずこちらをご覧ください。

 

続きを読む


カテゴリ:CS運営
カテゴリ:CS運営
カテゴリ:CS運営
カテゴリ:CS運営

はじめてのチャンピオンシップ(主催編)

card01 (1)

チャンピオンシップを開きたい全ての人へこの文章を捧げます。

************************************

■自身主催大会

第2回岡山CS、
第1回広島岡山合同CS りゅー☆BROWN杯
第4回岡山CS
第1回みやこ杯
第2回みやこ杯

■協力大会

第1回~第4回ゆけむりCS
第5回岡山CS
第1回山口CS

~もくじ~

チャンピオンシップのすすめ

1、仲間を集める
2、役職を決める
3、大会の企画書を用意する
4、告知をする
5、HPをどんどん更新する
6、当日までにしておくこと
7、大会当日
8、大会が終わってから

続きを読む


カテゴリ:CS運営