デュエルマスターズの対戦を楽しむために必要なこと

Riffle_shuffle

 

 

 

 

 

 

 

 

デュエル・マスターズの対戦を今よりもっと快適にプレイするために大事だと思うことを記述します。


■スリーブの状態

まずは対戦前の準備!使用するデッキのスリーブはある程度キレイな状態にしておきましょう。自分も長く使っているやや傷んだスリーブを使用したデッキがありますが、外スリーブは手垢やスレによる汚れが目立つ前に常に入れ替えています。

基本的にスリーブとはカードを保護する他に、相手がシャッフルをする為に必要なものです。自分がこだわりのある好きな柄を使用したい、というのはその次。相手が対戦前ないし対戦中にも触れるものなので、まずは対戦相手への配慮があってこそ。


■シャッフル

常に同じ事象が起きないのがカードゲームの醍醐味。

何度も対戦をしていれば思わしくないカードの配られ方がお互い起きることもあるでしょう。その場合に「きちんとシャッフルをしたし、そういうこともあるわな」という納得が出来ないと、相手を疑ったり必要以上に自分を呪ったりする気持ちが生まれてしまい、結果として対戦を楽しめなくなってしまいます。

その為に入念なシャッフル(無作為化)は必要なのです。

また、対戦中もギガホーンやアマテラス等のデッキに触るカードを使用した際にシャッフルを行いますよね。デッキの中身を意識的に入れ替える動作は、シャッフルの目的である「無作為化」を歪めてしまいます。実はルール違反ですし、互いにそうとは知らなくてもその後のドロー次第で遺恨が残ってしまいます。良くないのでやめましょう。

これを読んでくれたあなたは、次の対戦から面倒がらずにいつもより入念なシャッフルを心がけましょう。調整でも同じような引きばかりしてしまうと、そのデッキに対して正しい認識を持てなくなってしまいますよ。

■マナの向き

正直なところ、これを正したところで何かが変わるのか?と言われると対戦そのものに影響することはあまりないでしょう。

対戦にあまり関係ないから別に良いではないか、という意見も非常にもっともであり自分も意識して逆向きに置いているので、もしかしたら合理性のあるルールではないのかもしれません。

結局のところマナの向きは「デュエル・マスターズのルールを尊守する」という姿勢そのものなのです。

逆に向けて置く、というほんの少しの手間で「自分はゲームのルールとマナーをきちんと理解して、それを実行している」ということを示すことが出来るのです。たったそれだけでプレイヤーとして非常に好感度が上がります。僕はこう思っていますし、また実際にそうなので、大会では必ずこれを守るようにしています。

■リソース状況の確認

互いにコミュニケーションをとる、というのはカードゲームの基本です。

相手の行動をしっかり確認してリソースの移動を見届ける事は、ゲームを正しく進行する上で必要不可欠。

また、相手をしっかり見ると相手の考えていることがなんとなく伝わってきて、それに対応するための行動を練ることが出来るようになります。
自分がゲームの戦略を正しく組み立てるためにも必要なのです。

後述の「正しい効果処理が行えているかどうか」を確認するためにも重要なことですよ。

■正しい効果処理

人間はミスや勘違いをする生き物ですし、対戦相手がデュエル・マスターズのルールに精通しているとは限りません。目の前で正常な処理が行われていないのならば、それを指摘して可能な限りの巻き戻しを認める姿勢は大事だと思っています。

これの最たる例が、超次元ホワイトグリーンホール及び勝利のプリンプリンの処理です。

DMvaultの事務局確認済みFAQには以下のように記されています。

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Q.超次元ホワイトグリーンホールを使って勝利のプリンプリンを出した時の効果処理の順番を教えてください。

■事務局確認日:2014/09/18

A.勝利のプリンプリンを出した後はテキストの上から順番に処理になるので光のサイキッククリーチャーを出した時の効果、自然のサイキッククリーチャーを出した時の効果の順に処理します。先に勝利のプリンプリンの効果を使ってしまった場合はホワイトグリーンホールの効果は使われなかったものとしてゲームを進めてください。

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引用元

公式裁定がこのようになっているんですね。強力でよく使われるカードでありますが、その挙動はややこしく煩雑であり、宣言のタイミングを逃したら効果が使えない、という「言った」「言わない」というトラブルも考えられる問題のあるカードです。

事務局の裁定に於いては、現状はプリンの効果をうっかり先に使ってしまったやつが悪い、ということになってしまいます。

しかし、お互いが楽しく対戦をするためにこういった事が起きてしまうのは好ましくない、と言えるでしょう。これを解決するための方法として、プレイヤー間のコミュニケーションがあるのです。

ホワグリ+プリンを使う側は、落ち着いて正しい処理を心がける。
ホワグリ+プリンを使われる側は、それを一つ一つしっかりと見届る。
先にプリン効果を使ってしまった場合は「先にプリンを使ってしまうと回収と盾追加は任意効果だから使えなくなっちゃうけどいいの?」と問い返すくらいの余裕が欲しい。初めから宣言忘れを狙って、「プリンの対象どれですか?」と急かすようなプレイは論外。

基本的には使う側がミスをしないように努力するのが大前提です。念のため。ただ、相手は初心者かもしれないし、その状況で落ち着いてプレイ出来ていないかもしれない。ただ勝てばいいという訳じゃない。そうやって相手の事を気遣いながらプレイするのが真のイケメンプレイヤーであり、強者と言えるのではないでしょうか。

さいごに

僕はデュエル・マスターズという遊びが大好きです。

カードに触れることも、デッキを考えることも、マスターズを通じて得た友達とお話をしてもっと仲良くなることも、その為に遠くまで旅行することも、真剣勝負の場で対戦をして優勝を目指すことも、その大会を運営することも、ファンデッキ同士のカジュアルプレイも、ドラフトやDMEDHのようなパーティゲームも、何もかも!

おそらくこの記事を見てくださっている方も、それは同じなのではないでしょうか。

この最高の遊びを楽しむために…..お互いが気持ちよく対戦するためには「ルール」と「マナー」をしっかりと守ることが必要です。それはお互いの信頼関係の上に成り立っています。

僕は今よりマスターズがもっと楽しくなるといいと思っています。自分にとっても皆さんにとっても。その思いでアカシックレコードに記事を書いています。いつかまた大会も開きたいです。

せっかく多少なりともお金と時間をかけて、友達も作ってマスターズを楽しんでいるのだから、それを充実させたくはありませんか??

もうすぐ公式大会の店舗予選という、優勝しなければその権利を貰えない非常にシビアな戦いが始まります。そんな大会だからこそ、わだかまりのない対戦をし、正しく勝って堂々と権利を手に入れましょう!自分も頑張りますし、皆さんの健闘を祈っています。


カテゴリ:裁定/ルール