【デッキ解説】宝箱キューブ(2014.09.25:第二回藤沢CSベスト8)

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wrote by @EJI_MA_Kneel

9月20日に行われた藤沢CSで使用した宝箱キューブについて記述します。
自分がベスト16、リストをシェアした友人のhiloemonがベスト8という結果を収めました。

【宝箱キューブ(2014.09.25)】

4 x フェアリー・ミラクル
4 x 神秘の宝箱
1 x 転生プログラム
4 x ミステリー・キューブ
1 x ホーガン・ブラスター
4 x 超次元ホワイトグリーン・ホール
2 x ミサイル・バースト G
4 x 反撃のサイレント・スパーク
1 x 支配のオラクルジュエル
1 x 英知と追撃の宝剣
2 x ガンヴィート・ブラスター
1 x 龍仙ロマネスク
4 x 龍素記号Sr スペルサイクリカ
1 x 偽りの王 ナンバーナイン
1 x 聖域の戦虎 ベルセルク
4 x 偽りの王 ヴィルヘルム
1 x 勝利宣言 鬼丸「覇」

1 x 激相撲!ツッパリキシ/絶対絶命ガロウズ・ゴクドラゴン
1 x 時空の戦猫シンカイヤヌス/時空の戦猫ヤヌスグレンオー
1 x アルプスの使徒メリーアン/豪遊!セイント・シャン・メリー
1 x 時空の花カイマン/華獣の覚醒者アリゲーター
1 x サンダー・ティーガー/雷獣ヴォルグ・ティーガー
3 x 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン

形を様々に変えて生き残り続ける5色キューブ、その形のうちの一つです。
共同制作はユキダルマ君。

今回のイベントで5色キューブを使用するにあたり、「入賞している5色キューブはなぜマナ加速が6枚なのか」「序盤にも終盤にも役割があるのに、なぜ超次元ホワイトグリーン・ホールが3枚なのか」。まずこの疑問の答えを探るところから始めました。

神秘の宝箱にたどり着いたのは、5色であるが故の色事故をケアするカードが必要だと感じたためです。神秘の宝箱ならシールド内のシールド・トリガーの有無の確認も可能ですから、まさにうってつけでした。

このカードを見つけた後、マナ加速カードの構成を「フェアリー・ミラクル4枚、神秘の宝箱2枚、ガチンコ・ルーレット1枚、セブンス・タワー1枚」とし、超次元ホワイトグリーン・ホールを4枚入れて調整してみました。
そこであることに気づいたのです。神秘の宝箱を唱えて転生プログラムをマナに置き、超次元ホワイトグリーン・ホールの効果で回収すれば、5色キューブというデッキタイプが持つ「運」の要素を最小限に抑えられるのではないか?と。

しかし、既存の構築にこのギミックを組み込んだだけで強力にはなりませんでした。例えば転生プログラムから出てくる偽りの王 モーツァルトは常に強いカードというわけではありませんし、蒼狼の始祖アマテラスは殿堂カードである転生プログラムを使った後なので、フェアリー・ミラクルや神秘の宝箱を唱えてマナを伸ばすことしかできず、強くないのです。

その問題を解消する為には転生プログラムに特化したキューブを組むべきだと感じ、完成させたのがこのリストです。

■基本方針
神秘の宝箱(転生プログラムをセット)⇒ミステリーキューブorマナ加速⇒7マナの状態から超次元ホワイトグリーン・ホール(転生プログラムをマナから回収)、転生プログラム
上記のような流れで大型クリーチャーを踏み倒します。通常の5色キューブのような動き方もできます。

■採用カード
《神秘の宝箱》
基本的に転生プログラムをマナへ置くためのカードです。2枚目以降を唱えた場合、マナに置くカードは相手によって変わります。転生プログラムで何を出したいか、出すべきかということを考えて決めましょう。
例えば偽りの王 ナンバーナインが必要ない相手だったらマナに置いてしまいます。フェアリー・ミラクルのための色合わせとしても使います。

《フェアリー・ミラクル》
言わずと知れた5色キューブのマナ加速。これ以上に強いマナ加速カードがないので4枚入れています。ガチンコ・ルーレットが入っていないのは、このデッキのガチンコ・ジャッジがあまり強くなく、上記の2枚に勝る点がないと感じたためです。
セブンス・タワーを入れていないのは、蒼狼の始祖アマテラスが入っていないことに加え、簡単に偽りの王 ヴィルヘルムを出すことができるため不要だと考えたからです。

《転生プログラム》
コンセプトカード。キューブと違って確実にクリーチャーを出せる点が非常に強力です。
デッキ内のクリーチャーを必要最低限に絞ることで、ある程度狙ったクリーチャーが出るようになっています。

《超次元ホワイトグリーン・ホール》
コンセプトカード。序盤から終盤まで使います。他のデッキでは、勝利のプリンプリンを出しつつシールド・トリガーをシールドに仕込む防御カードとしての役割を持っていますが、このデッキではコンボパーツでもあります。

《ミステリー・キューブ》
このキューブはクリーチャーを必要最低限に絞っているためあまり期待はできません。マナ加速になることも多いです。
ただ、キューブから偽りの王 ヴィルヘルムと龍素記号Sr スペルサイクリカが出る確率は変わっていません。

《ホーガン・ブラスター》
ミステリー・キューブと違ってなんでも唱えられるパワーカード。手札から唱えるだけではなく、シールド・トリガーとしても強いです。龍素記号Sr スペルサイクリカで使いまわすこともあります。

《ミサイル・バーストG》
キューブに代表される高コストカードを多く積むデッキではおなじみのシールド・トリガー火力。黒緑速攻にはこれを踏んでもらえば勝つことができます。龍覇 グレンモルト系のデッキに対しても有効です。ただこのキューブ、クリーチャーを減らしたが為にガチンコ・ジャッジが一般的なキューブよりも弱くなっているので、過信は禁物です。

《ガンヴィート・ブラスター》、《英知と追撃の宝剣》
龍覇 グレンモルト系のデッキに対して龍素記号Sr スペルサイクリカから唱えていきたいカード。手札から唱える他、転生プログラムから龍素記号Sr スペルサイクリカが出てきた時に、転生プログラムの効果で墓地に落ちていたりすると即座に唱えられます。

《支配のオラクルジュエル》、《反撃のサイレント・スパーク》
相手クリーチャーをすべてタップしターンを稼ぐ、いわゆるスパーク系のカードです。
普通の5色キューブと同じように超次元ホワイトグリーン・ホールでシールドに仕込みます。超次元ホワイトグリーン・ホールが4枚なので、それに合わせて支配のオラクルジュエルも1枚積みました。

《龍素記号Sr スペルサイクリカ》、《偽りの王 ヴィルヘルム》
転生プログラムから出てきてほしいカード。一般的な5色キューブよりも早期に出せるため、5色キューブ同型では有利を取れます。

《龍仙ロマネスク》
3文明を持つ関係上マナに置いても強い上、手札から出しても強いマナ加速。

《勝利宣言 鬼丸「覇」》
フィニッシャーであり、常に逆転の目を作ってくれるカードです。しかしこのデッキはガチンコ・ジャッジがあまり強くないので、ミサイル・バーストG同様過信は禁物です。

《偽りの王 ナンバーナイン》
安全に勝利を収める為のカード。転生プログラムから出てきても役に立たないことが多々あったので1枚に留めました。1枚あれば神秘の宝箱でマナに置くこともできますから、十分です。

《聖域の戦虎 ベルセルク》
転生プログラム、超次元ホワイトグリーン・ホールとの相性が抜群なカードです。マナを増やして大型クリーチャーを叩きつけましょう。
墓地に落ちてしまった覇やナンバーナインをマナに送る役割もあります。偽りの王 ナンバーナインと同じく、転生プログラムから出てきて欲しくない状況もあるので1枚です。

■各デッキに対する特徴的なプレイング

vs赤黒緑グレンモルト系

超次元ホワイトグリーン・ホールと反撃のサイレント・スパーク、支配のオラクルジュエルを駆使してなんとしてでも転生プログラムに辿り着きましょう。転生プログラムをプレイすることさえできれば後はこちらのものです。
偽りの王 ヴィルヘルムや龍素記号Sr スペルサイクリカを使って制圧し、確実なフィニッシュを狙いましょう。

vs黒緑速攻

普通の5色キューブに比べ、マナ加速と超次元ホワイトグリーン・ホールを多く採用しているので戦いやすいです。超次元ホワイトグリーン・ホールを使って相手の息が切れるまで耐え、転生プログラムを唱えて大型クリーチャーを踏み倒して制圧するか、殴り切れるだけのクリーチャーを揃えて多少強引にでも攻撃しましょう。

vs5色キューブ

転生プログラムからの踏み倒しを狙います。相手にミステリー・キューブから偽りの王 ヴィルヘルムや偽りの王 ナンバーナインなどを出されない限りは勝てることでしょう。偽りの王 ナンバーナインを出して呪文を封じ、安全な勝利を狙いましょう。

vsビッグマナ系

基本的にはvs5色キューブと同じです。ただ相手にパクリオを出されると本当に辛いので、ターン初めに引いたカード次第の勝負になることが多々あります。超次元ホワイトグリーン・ホールを引いた時、即座に転生プログラムを唱えられるよう7マナにしておくことを意識しましょう。

以上です。
とても楽しいデッキなので、権利戦でもぜひ使ってみてください。

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HN:えじま

【主な戦績】
勝-1グランプリ関東大会 優勝
第3回下町CS 優勝
第5回川崎CS(午後の部) 4位
サイキックマスター関東大会 4位

東京在住のデュエルマスターズプレイヤー。プレイヤーとしてもデッキビルダーとしても有名である。通称「えじま」「トリッパー」「ドミティウス」。

彼の名を一躍有名にしたのは第5回川崎CSで使用した「えじまスパイダー」だ。マイナーカードだった《ベニジシ・スパイダー》を採用した独特のビートダウンは衝撃と喝采をもって迎えられた。

E3環境でトップメタとなるヒラメキスネークの発案者であり、第7回FBCS3位のマーシャルループの原案者でもある。
デッキビルダーとしての腕もさることながら速攻デッキで2度の優勝経験を持ち、座っただけで対戦相手が「速攻かよ!」と叫んだという逸話を持つ。


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