【認定ジャッジ志望者インタビュー】バートレットさん(チーム静岡/浜名湖)

クリエイターズ・レターVol8にて発表された認定ジャッジシステム。今回インタビューさせていただいたのは、そこへ応募されるバートレット(渡邉康史/26歳)さんです。
専門職であるスコアキーパーとしてイベントをこなす彼は、どのような考え方の、経歴の持ち主なのでしょうか?
(※応募フォームにHNを書く欄がないことからジャッジは実名での活動が予測されるため、ジャッジ志望者インタビューでは本名を併記させていただいています)

 

■経歴
*運営歴*
第6回浜松CS:フロアジャッジ
第4-6回静岡CS:フロアジャッジ→スコアキーパー
第1回浜名湖CS:スコアキーパー

■インタビュー
――本日はよろしくお願いいたします。最初にCS運営のきっかけと今までの経歴を教えてください
「最初はクワ(浜名湖CS主催/GP1stフロアジャッジ)さんに誘われて、ですね。
フロアジャッジから始めました。
その中で自分に向いていること、自分が貢献できることを考えていたんですけれど、クワさんとともに運営参加した静岡CSでスコアキーパーをやらせていただいて自分に合っていると感じ、以来SKを担当しています」

――DMは長くプレイされてるんですか?
「いえ、始めたのは今年。4月ごろにデッキを買って始めましたね。周りが始めたのでそのまま一緒にって感じです。
クワさんに誘われたのが切っ掛けで」

――意外と最近なんですね
「TCG自体は結構やってたんですけど、DMは最近ですね。
今までプレイしていたのはポケモンカードや遊戯王、VG、BS、WSです」

――時期的にGP1stは出てない?
「そうなんですよ…募集が始まった時はまだプレイしてなくて。残念なことをしました。
GP2ndには是非行きたいですね」

――来年の5月ですね。そこへ向けてというのもありますけど、今後はどんなことをされるご予定ですか?
「今自分はスコアキーパーというポジションなんですけれど、これは自分に合っていると思っているので続けたいです。
そうして経験を積んでいくと、今度は人に教えられるようになりますよね。そうして新しい人を増やしていきたいと思ってます」

――次につながる育成は重要だと思います
「静岡CSや浜名湖CSではDM:Akashic Record提供のツールを使っていますけれど、スコアキーパーはそういうツールを使いこなせるようにならないといけなくて、それにはある程度の訓練が必要なので」

――次と言う話が出たところで、初めて運営参加する人はどのような勉強なり準備をしたほうが良いと思いますか?
「TCGのイベントへ赴き、それを見て勉強するというのはがとてもいいと思ってます。DMでもいいですし、他のゲームでも。
結局、完璧なイベントってないんですよね。どのようなイベントでも穴は出て来ちゃいますし、そういうところも含めて自分の目で見たうえで経験として次につなげる」

――自分たちの手で改善策を実現していくと
「そうです。自分たちでやってこそ、だと思っています」

――関連して、運営スタッフをやってみたい!と思っている人へ向けてアドバイスを
「自分はクワさんに誘ってもらったことが切っ掛けでいまこうしてスコアキーパーをしているので…まずは自分の友人関係の中で運営をやっている方にやらせてほしいとお願いしてみたらいいんじゃないかって思います」

――知り合い同士の方が安心しますよね
「そうですね。運営を経験することによってプレイヤーとしての自分にプラスになることもあるので、是非やってみてほしいです」

――プレイヤーとしての自分にプラスと言うと?
「まず、スタンスが変わります。運営がどれほどイベントのために苦労しているかってことがわかりますから、自分がイベントへ参加するときも極力運営の負担にならないように心がけますね。
後は、トッププレイヤーの戦いを間近で見られること!彼らの真剣な戦いを見ることで自分も燃えてきますし、プレイヤーとして頑張りたいという思いが強くなります」

――ジャッジもプレイヤーも経験するといい、ということですね
「適度に両方のバランスを取りながらやっていくといいんじゃないかなって思います。自分の場合はスコアキーパーとプレイヤーですが」

――全然関係ないんですけど、そういえば名前の由来ってなんなんです?
「バートレットですか?エースコンバットに登場するキャラクター、ジャック・バートレットからです。
実はニコニコ動画にアイマス系のMADをよく投稿していて、自分のページがニコニコ大百科にあるんですよね」

――!?
「浜名湖CSの宣伝動画も作ろうとは思ってたんですが、間に合わず…無念です。
自分に出来ることはまだまだあるので、今後はそういう方面でも頑張っていきたいですね」

 

■インタビューを終えて
僕が彼に初めてお会いしたのは第4回静岡CSのとき。
初めてレコードのツールを静岡CSへ導入させていただいたのが第4回で、その時に同業者ということで先方から声をかけてくれました。実は、そのとき働いているのが同じ業界だったんですよね。

最初から積極的に改善提案をしていくなかなか見ないタイプ。すごいな、と思っていたらいつの間にか他のイベントでもスコアキーパーを務める腕前になってらっしゃいました。
第6回にオンラインペアリングを導入させていただいた時は現場についてきてもらえるかという不安もあったのですが、あっさりと杞憂に終わりました。今回の浜名湖CSでも冷静に業務を処理しておられ、今後は僕がシステム統括として張り付いていなくても大丈夫だとの確信を得ました。そろそろ新しいことがしたかったので、運よくこういう方に出会えて本当に良かったです。

本人も仰っていましたが、ツールを使うという点でフロアジャッジよりもやや間口が狭いスコアキーパーの育成は、今後の大規模イベントで重要になってくると思います。彼が認定を受けた暁には、きっとその問題の解決へ邁進してくれるでしょう。
認定試験に、バートレットさんが合格されることを祈っています。


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