【デッキ解説】青緑白コントロール(2015.09.07 第二回福岡CS) by 砕月

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はじめまして、砕月と申します。
今回は第二回福岡CSにて使用した【青緑白コントロール】について解説していきたいと思います。結果は3位でした。

「青緑白コントロール」

3 x 龍覇 M・A・S
2 x サイバー・N・ワールド
4 x 龍素記号Sr スペルサイクリカ
4 x ドンドン吸い込むナウ
4 x フェアリー・ライフ
4 x ピクシー・ライフ
3 x 超次元フェアリー・ホール
1 x 光牙忍ハヤブサマル
3 x 龍覇 セイントローズ
1 x アポカリプス・デイ
1 x 超次元ホワイトグリーン・ホール
4 x フェアリー・シャワー
4 x 調和と繁栄の罠
2 x 「修羅」の頂 VAN・ベートーベン

1 x 真聖教会 エンドレス・へブン/真・天命王 ネバーエンド
2 x 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 龍波動空母 エビデゴラス/最終龍理 Q.E.D.+
1 x 時空の喧嘩屋キル/巨人の覚醒者セツダン
1 x 時空の英雄アンタッチャブル/変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード
1 x 魂の大番長「四つ牙」/バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ
1 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン

■基本方針

マナ加速し《調和と繁栄の罠》や《「修羅」の頂VANベートーベン》で相手のキルルートを封じ負けない盤面を作る

環境最多であろう【ヘルボロフ】に大きく勝ち越せること,【べアフガン】や【レッドゾーン】,【ガトリング】といった流行りの高速なデッキタイプにも有利に試合を運べることに注目し,このデッキを選択しました。
反面,天門やイメンブーゴ等のループデッキはやや苦手としています。

■採用カード

《龍覇 M・A・S》
《龍波動空母 エビデゴラス》
役割はドローソースの確保とフィニッシャーです。
《龍波動空母 エビデゴラス》による2ドローが強力なのは勿論のこと,《最終龍理 Q.E.D.+》への龍解も狙っていきます。

《サイバー・N・ワールド》
役割は山札回復、《龍波動空母 エビデゴラス》の龍解、【天門】への擬似ハンデスです。
《サイバー・ブック》や《クリスタル・メモリー》の使用後にこのカードをプレイすることで《ヘブンズ・ゲート》+《奇跡の精霊ミルザム》+《音感の精霊龍 エメラルーダ》の3枚セット,《真・龍覇ヘブンズロージア》+《ドラゴンズ・サイン》の2枚セットを散らばせることができるので,相手の手札の質を下げることができます。

《龍覇 セイントローズ》
《真聖教会 エンドレス・へブン》
役割は【ヘルボロフ】に対する盾増やし、龍解時にフィニッシャーとなることです。
基本はフォートレスの状態で置いておき《超次元フェアリー・ホール》からの《勝利のガイアール・カイザー》で相手のクリーチャーと相打ちや《時空の喧嘩屋キル》+《時空の英雄アンタッチャブル》などを撒き相手に除去札を使ってもらい盾の回復を狙います。
《真聖教会 エンドレス・ヘブン》が立っている状態で《光牙忍ハヤブサマル》を使うと,相手の攻撃を止めながら盾が増えて2回攻撃を防ぐことができます。

《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》
役割は相手の行動のロックとフィニッシャーです。
環境にコマンド,ドラゴンが多いため,出すだけで勝てるデッキが多いです。
召喚時の全バウンス能力も非常に強力。

《調和と繁栄の罠》
役割は擬似追加ターンの確保です。
現環境は【ヘルボロフ】や【べアフガン】などの単色デッキの母数が多いためこのカードを《龍素記号Sr スペルサイクリカ》で使いまわし相手を止めつつ,ブーストを行い,自分の盤面を揃えていきます。

■不採用カード

《パクリオ》
《トンギヌスの槍》
《偽りの王 ナンバーナイン》
【ヘルボロフ】や【べアフガン】などの今回の大会で母数が多いと読んだデッキに役割がないため。
《パクリオ》は《真聖教会 エンドレス・ヘブン》の龍解を阻害しますし,【ヘルボロフ】相手の場合も《極・龍覇ヘルボロフ》を《パクリオ》で抜く必要は無く,《調和と繁栄の罠》を撃ちながらマナ,手札の質,量を高めていくことを意識します。

《「祝」の頂 ウェディング》
フィニッシャーの数は充分に足りており,20分という制限時間の中で戦わないといけないため,また《最終龍理 Q.E.D.+》や《真・天命王 ネバーエンド》でのビートプランに反するため不採用。

■立ち回り

【ヘルボロフ】
目指すのは《龍覇M・A・S》か《サイバー・N・ワールド》への着地です。《龍覇M・A・S》に着地さえしてしまえば手札に余裕ができるのでマナを伸ばしながら《調和と繁栄の罠》,《龍素記号Sr スペルサイクリカ》を回していき余裕があるときに《龍覇 セイントローズ》や《時空の喧嘩屋キル》《時空の英雄アンタッチャブル》を撒きつつ,《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》を出し、相手の盤面を飛ばしゲームを決めに行きます。

【べアフガン】
6マナへの到達を目指します。自分が先手ならばマナ加速×2かマナ加速→《ドンドン吸い込むナウ》でつながるのでトリガーが1枚あればいいですが、後手の場合はトリガーが2枚ないと少し厳しいです。
最終的には12マナ貯め《龍素記号Sr スペルサイクリカ》+《調和と繁栄の罠》で自然と光を宣言してゲームを決めに行きます

【モルトNEXT】
目指すのは《超次元フェアリー・ホール》で《魂の大番長 四つ牙》を置き、《調和と繁栄の罠》で時間を稼ぎながらの《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》の着地です。
赤緑のみの【モルトNEXT】なら手札への干渉がなく《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》への着地を狙いやすいのですが《悪魔龍 ダークマスターズ》が入っているタイプだと露骨に勝率が落ちます。オリカはきつい。

【ヘブンズ・ゲート】
目指すのは早い段階での《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》への着地です。相手が《クリスタル・メモリー》や《サイバー・ブック》を打てば返しに《サイバー・N・ワールド》を投げて相手のハンドの質を落とし,パーツが揃ってないことを祈るしかないです。

【イメン=ブーゴ】
目指すのは《超次元フェアリー・ホール》からの《龍覇 セイントローズ》か《龍素記号Sr スペルサイクリカ》への着地です。
《パクリオ》がないために《龍覇 イメン=ブーゴ》を抜くことができないので早い段階で打点を形成し,殴り切ることを目指します。

■当日の戦績

「予選」
モルトNEXT 〇
黒単ヘルボロフ 〇
黒単ヘルボロフ 〇
べアフガン 〇
赤青レッドゾーン 〇
天門 〇

「本戦」
不戦勝
黒単ヘルボロフ 〇
べアフガン 〇
オプティマス ×〇〇
天門 ×〇×
天門 ×〇〇

■最後に
デッキ案をくれたfogionに感謝を!ご結婚おめでとうございます!!!!


 

■紹介

砕月(@saigetu0908

■主な戦績

第2回ゆけむりCS 準優勝
第1回DM城南CC 優勝
第2回DM福岡CS 3位

3度の飯と同じくらいデュエルマスターズをこよなく愛する,福岡県北九州市在住のプレイヤー。
第一弾の頃からプレイしており,プレイ経験,知識量の差から生まれるここ一番でのプレイセンスには光るものがある。カイザー刃鬼やモルトNEXT,レッドゾーンといったド派手でヒーロー性のあるデッキを好んで使う。

2年連続で限定構築戦で本来の力を発揮できていない彼だが,今年はどうなるのか…注目である。


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