[第7回DM静岡CS&第2回ピノキオ杯]メタゲーム・ブレイクダウン

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2016.02.28より施行される新殿堂レギュレーションが発表。
《奇跡の精霊ミルザム》や《極魔王殿ウェルカム・ヘル》を無制限で使用出来る舞台は、残り僅かとなりました。

今回はそのうちのひとつとなった、第7回DM静岡CS並びに第2回ピノキオ杯に参加した選手達が持ちよったデッキ達をご紹介。
毎回様々なアーキタイプが入り乱れる静岡のフィールドですが、この日は一体どのような姿で選手達を待ち受けていたのでしょうか。

 

■メタゲーム・ブレイクダウン

第7回DM静岡CSアーキタイプ集計第2回ピノキオ杯アーキタイプ集計表

選手達を待ち受けていたのは、「レッドゾーン」の大群が駆け回る荒々しいフィールドでした。
メインイベント「第7回DM静岡CS」では231名中49名(約21.2%)が、サイドイベント「第2回ピノキオ杯」では128名中21名(約16.4%)が使用し、それぞれの最大勢力として大暴れ。
この数字自体はそこまで異常ではないのですが、問題はこの熱きバイク達が勝ちに勝ったこと。
特筆すべきはメインイベント、決勝ラウンドに進出した32名のうち、なんと17名(53.1%)が「レッドゾーン」だったのです。
そしてそれ以上に異常な数値を叩き出したのがTop8・・・残った8名中6名(75%)が「レッドゾーン」となり、決勝ラウンド3Rを残した状態でトーナメントを制圧。
惜しくもメインイベント優勝の座こそ制限化を控えた《奇跡の精霊ミルザム》擁する「ヘブンズ・ゲート」に奪われましたが、それでもこのアーキタイプがこのトーナメントの大きな核であり、そして最大の勝ち組であったという事実は揺るぎません。

そしてこの「レッドゾーン」の後ろには「ビッグマナ」「ヘルボロフ」「サンマッド」「NEXT」「デッドゾーン」「ヘブンズ・ゲート」「ハンデス」と7種のアーキタイプが続きます。
制限の対象となった「ヘブンズ・ゲート」「ヘルボロフ」は、これまで通りの安定した人気を誇り、その実力もメインイベントにて優勝者とTop8を1名ずつ輩出することでしっかりと証明。
「NEXT」「デッドゾーン」はメインイベントでこそ成績が振るわなかったものの、サイドイベントではそれぞれ入賞者を輩出・・・特に後者はTop8のうち3名が使用しており、その人気と実力を猛烈にアピールすることに成功しました。

一方、「ビッグマナ」と「ハンデス」は特筆すべき活躍が出来ませんでした。
どちらも2つのトーナメントで入賞者を1名も輩出することが出来ず、後者に至ってはメインイベントの決勝ラウンドにすら選手を送り込めておりません。
しかしながら、多くの選手がこのアーキタイプを手にしたということも事実。
多くのファンを擁するアーキタイプは、一度転んでもいつか必ず息を吹き返します・・・新殿堂施行後の舞台でのカムバックが期待されますね。

 

■各アーキタイプ解説

【レッドゾーン】

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恐ろしいまでに「勝ち組」っぷりをアピールしたアーキタイプ。
メインイベントでTop8中6名を占めた上で準優勝、サイドイベントでは見事優勝。
この日のフィールドは、この熱きバイク達を乗りこなすライダーの為にあったのでしょうか。

使用者が多かったこともあり、元々赤単で構成されることが多かったこのアーキタイプに様々な派生タイプが発生しました。
その中でも多かったのが水文明を足した青赤型。
普段《閃光の守護者ホーリー》や《ボルシャック・ドギラゴン》が採られている”受け”の枠を《終末の時計 ザ・クロック》に差し替え、《奇天烈 シャッフ》や《斬隠蒼頭龍バイケン》といったメタカード採った構築です。
どちらもこのアーキタイプが苦手としている「デッドゾーン」に非常に有効で、そのせいかこのタイプが多かったメインイベントでは「デッドゾーン」が大打撃を被ってしまいました。


「青赤レッドゾーン」
プレイヤー:とあるん選手
成績:準優勝/第7回DM静岡CS

-メインデッキ(1+39)-
1 x 禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX

4 x 終末の時計 ザ・クロック
4 x 斬隠蒼頭龍バイケン

4 x 一撃奪取 トップギア
3 x 轟速 ザ・レッド
4 x 轟速 ザ・ゼット
3 x 轟速 ザ・マッハ
4 x 超音速 ターボ3
4 x 轟く侵略 レッドゾーン
3 x 熱き侵略 レッドゾーンZ
4 x 勇愛の天秤
2 x 超次元ムシャ・ホール

-超次元ゾーン(8)-
1 x ブーストグレンオー/激竜王ガイアール・オウドラゴン
1 x ハイドラ・ギルザウルス/死海竜ガロウズ・デビルドラゴン
1 x 流星のフォーエバー・カイザー/星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン
1 x レッド・ABYTHEN・カイザー/シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 時空の指令 コンボイ・トレーラー/司令官の覚醒者 コンボイ
2 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン


 

 

お株を取られた格好となった赤単ですが、それでもサイドイベントで優勝と実力をアピール。

今回は《暴走龍 5000GT》を採ったタイプが人気でした。
これも「デッドゾーン」への強烈なメタカードですね。


「赤単レッドゾーン(5000GT)」
プレイヤー:おこめ選手
成績:優勝/第2回ピノキオ杯

-メインデッキ(1+39)-
1 x 禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX

4 x 閃光の守護者ホーリー

1 x 盗掘人形モールス

4 x 一撃奪取 トップギア
3 x 単騎連射 マグナム
4 x 轟速 ザ・ゼット
4 x 轟速 ザ・レッド
3 x 轟速 ザ・マッハ
3 x 暴走龍 5000GT
2 x 超轟速 レッド・エンド
3 x 超音速 ターボ3
4 x 轟く侵略 レッドゾーン
4 x 熱き侵略 レッドゾーンZ

-超次元ゾーン(8)-
1 x 時空の英雄アンタッチャブル/変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード
1 x 時空の喧嘩屋キル/巨人の覚醒者セツダン
1 x 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x ヴォルグ・サンダー/雷獣ヴォルグ・ティーガー
1 x タイタンの大地ジオ・ザ・マン/貪欲バリバリ・パックンガー
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
2 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン


 

闇文明を足した「黒赤」型も密かに人気を集めております。
テンポを奪う《停滞の影タイム・トリッパー》、非常によくシナジーしているパワーカード《超次元リバイヴ・ホール》、そして《伝説の禁断 ドキンダムX》をも撃ち抜ける除去トリガーを採ったこの構築は、主にミラーマッチでその実力を発揮したとのこと。
そういえば3月にこのカラーの新レッドゾーンがリリースされますね・・・もしかして、来月からはこのタイプがメジャーとなるのかも?


「黒赤レッドゾーン」
プレイヤー:火事選手
成績:Top8/第7回DM静岡CS

-メインデッキ(1+39)-
1 x 禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX

4 x 停滞の影タイム・トリッパー
4 x 凶殺皇 デス・ハンズ
4 x 超次元リバイヴ・ホール

3 x 轟速 ザ・レッド
4 x 轟速 ザ・ゼット
3 x 轟速 ザ・マッハ
2 x 暴走龍 5000GT
3 x 超音速 ターボ3
4 x 轟く侵略 レッドゾーン
4 x 熱き侵略 レッドゾーンZ
4 x 勇愛の天秤

-超次元ゾーン(8)-
1 x 時空の英雄アンタッチャブル/変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード
1 x サンダー・ティーガー/雷獣ヴォルグ・ティーガー
1 x ヴォルグ・サンダー/雷獣ヴォルグ・ティーガー
1 x 時空の凶兵ブラック・ガンヴィート/凶刃の覚醒者ダークネス・ガンヴィート
1 x 時空の喧嘩屋キル/巨人の覚醒者セツダン
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
2 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン


 

 

【ビッグマナ】

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成績こそ振るわなかったものの、変わらぬ人気を示したアーキタイプ。
《調和と繁栄の罠》を始めとした手堅い防御は健在。

一番人気はこれまでと変わらず「刃鬼」でしたが、メインイベントでは人気急上昇中の「オールデリート」が決勝ラウンド進出。
相手が《伝説の禁断 ドキンダムX》を採っていなければ、《オールデリート》をプレイするだけで殆ど勝利してしまえる、今大注目の構築です。


「白青黒緑オールデリート」
プレイヤー:ジェネラル選手
成績:Top32/第7回DM静岡CS

-メインデッキ(1+39)-
1 x 禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX

1 x 「修羅」の頂 VAN・ベートーベン

1 x 光牙忍ハヤブサマル
1 x 光牙王機ゼロカゲ

4 x 龍覇 M・A・S
3 x アクア・スペルブルー
3 x 龍素記号Sr スペルサイクリカ
1 x ホーガン・ブラスター

1 x ロスト・ソウル
4 x オールデリート

4 x フェアリー・ライフ
3 x ピクシー・ライフ
1 x セブンス・タワー
2 x 爆進イントゥ・ザ・ワイルド

1 x 超次元ホワイトグリーン・ホール
3 x フェアリー・シャワー
3 x 調和と繁栄の罠
3 x 超次元ガード・ホール

-超次元ゾーン(8)-
1 x 龍波動空母 エビデゴラス/最終龍理 Q.E.D.+
1 x 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x ヴォルグ・サンダー/雷獣ヴォルグ・ティーガー
1 x 時空の凶兵ブラック・ガンヴィート/凶刃の覚醒者ダークネス・ガンヴィート
1 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 時空の支配者ディアボロスZ/最凶の覚醒者デビル・ディアボロスZ
2 x 超時空ストームG・XX/超覚醒ラスト・ストームXX


 

 

【ヘルボロフ】

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遂に制限が施されるこのアーキタイプも、それに恥じない活躍を魅せました。

《伝説の禁断 ドキンダムX》リリース後は、それに対するメタとして《禁術のカルマ カレイコ》や《斬隠オロチ》を採る構築が増加。
今回も、Top8入りを果たした選手の構築に採られておりますね。


「黒単ヘルボロフ」
プレイヤー:おでんでん選手
成績:Top8/第7回DM静岡CS

-メインデッキ(40)-
1 x 斬隠オロチ

4 x 特攻人形ジェニー
4 x 西部人形ザビ・バレル
1 x デュエマの鬼!キクチ師範代
1 x 禁術のカルマ カレイコ
2 x 解体人形ジェニー
2 x 百発人形マグナム
3 x 白骨の守護者ホネンビー
3 x 暗黒鎧 ヴェイダー
4 x 龍覇 ニンジャリバン
4 x 極・龍覇 ヘルボロフ
4 x 凶殺皇 デス・ハンズ
2 x 復讐 ブラックサイコ
1 x インフェルノ・サイン
4 x 魔狼月下城の咆哮

-超次元ゾーン(8)-
1 x 悪夢卍 ミガワリ/忍者屋敷 カラクリガエシ/絡繰の悪魔龍 ウツセミヘンゲ
1 x 龍魂教会 ホワイティ/極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド
1 x 魂喰いの魔狼月下城/魔狼の悪魔龍 ミナゴロッセオ
2 x 龍魂城閣 レッドゥル/極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド
1 x 龍魂遺跡 グリーネ/極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド
2 x 極真王殿 ウェルカム・ヘル/極・魔壊王 デスゴロス


 

また、超次元呪文と併せて《S級不死 デッドゾーン》を採る構築も人気を集めて来ました。
どちらも墓地を肥やすデッキコンセプトと非常にマッチしており、そしてカードパワーも絶大。
このタイプもメインイベントで決勝ラウンド進出を決めており、そのポテンシャルの高さが伺えます。


「黒単ヘルボロフ(デッドゾーン)」
プレイヤー:JJP選手
成績:Top32/第7回DM静岡CS

-メインデッキ(40)-
1 x 光牙忍ハヤブサマル

4 x 特攻人形ジェニー
3 x 西部人形ザビ・バレル
3 x 解体人形ジェニー
4 x 暗黒鎧 ヴェイダー
2 x 龍覇 ニンジャリバン
4 x 極・龍覇 ヘルボロフ
4 x 凶殺皇 デス・ハンズ
4 x 復讐 ブラックサイコ
3 x S級不死 デッドゾーン
4 x ファンタズム・クラッチ
3 x 超次元リバイヴ・ホール
1 x 魔天降臨

-超次元ゾーン(8)-
1 x 龍魂教会 ホワイティ/極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド
1 x 魂喰いの魔狼月下城/魔狼の悪魔龍 ミナゴロッセオ
1 x 龍魂城閣 レッドゥル/極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド
1 x 龍魂遺跡 グリーネ/極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド
2 x 極真王殿 ウェルカム・ヘル/極・魔壊王 デスゴロス
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン


 

 

【サンマッド】

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「レッドゾーン」の大群が駆け回るフィールドではあったものの、同じビートダウンとしてはこの「サンマッド」も負けてはおりません。
メインイベントでは4名の選手を決勝ラウンドに輩出し、サイドイベントでは準優勝に輝いております。

多くの構築が「レッドゾーン」「デッゾーン」に効果的な《その子供、凶暴につき》を採っており、これで相手を止めている間に《S級原始 サンマッド》を絡め致死打点を叩きこむのが王道パターン。
単純に《超次元ボルシャック・ホール》や《龍覇 グレンモルト》といった火力系パワーカードも搭載されており、《サンマッド》を使わなくても相手を殴り倒せてしまうデッキパワーも魅力の一つですね。


「赤緑サンマッド」
プレイヤー:塩見周子(まっきち)選手
成績:準優勝/第2回ピノキオ杯

-メインデッキ(40)-
1 x 光牙忍ハヤブサマル

2 x 単騎連射 マグナム
4 x その子供、凶暴につき
4 x 龍覇 グレンモルト
3 x メガ・マナロック・ドラゴン
4 x 超次元ボルシャック・ホール

4 x 霞み妖精ジャスミン
3 x 青銅の鎧
3 x 雪精 ホルデガンス
4 x 天真妖精オチャッピィ
4 x S級原始 サンマッド
4 x 未来設計図

-超次元ゾーン(8)-
2 x 銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ
1 x 将龍剣 ガイアール/猛烈将龍 ガイバーン
1 x 時空の英雄アンタッチャブル/変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード
1 x 時空の探検家ジョン/冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン
1 x 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン


 

【NEXT】

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《伝説の禁断 ドキンダムX》、《ボルシャック・ドギラゴン》、《ニコル・ボーラス》と、この2ヶ月足らずで多くの武器を手に入れたアーキタイプ。

武器が増えるに比例してタイプも増えましたが、今回成果を上げたのはオーソドックスな赤緑の構築に《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》《ボルシャック・ドギラゴン》、そして《伝説の禁断 ドキンダムX》を採ったものでした。
《ニコル・ボーラス》や《龍素記号Sr スペル・サイクリカ》といった”踏み倒し専用機”がなくても《エントリー》が採られるあたりから、選手達がこの環境に対しどれだけスピードを意識していたかが伺えます。


「赤緑NEXT」
プレイヤー:とらいある選手
成績:8位/第2回ピノキオ杯

-メインデッキ(1+39)-
1 x 禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX

3 x メガ・マナロック・ドラゴン
4 x 超戦龍覇 モルトNEXT
2 x 次元龍覇 グレンモルト「覇」
3 x 熱血龍 バトクロス・バトル
2 x 熱血提督 ザーク・タイザー
3 x ボルシャック・ドギラゴン
3 x 革命の鉄拳
3 x 龍秘陣 ジャックポット・エントリー

4 x フェアリー・ライフ
2 x フェアリーの火の子祭

4 x 無双竜鬼ミツルギブースト
2 x 悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス
4 x メンデルスゾーン

-超次元ゾーン(8)-
1 x 爆熱剣 バトライ刃/爆熱天守 バトライ閣/爆熱DX バトライ武神
1 x 銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ
1 x 将龍剣 ガイアール/猛烈将龍 ガイバーン
1 x 真聖教会 エンドレス・へヴン/真・天命王 ネバーエンド
1 x 闘将銀河城 ハートバーン/超戦覇龍 ガイNEXT
1 x 覇闘将龍剣 ガイオウバーン/勝利の覇闘 ガイラオウ
1 x 恐龍界樹 ジュダイオウ/恐・古代王 サウザールピオ
1 x 無敵王剣 ギガハート/最強熱血 オウギンガ


 

【デッドゾーン】

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《S級不死 デッドゾーン》リリース以来高い支持を集めているアーキタイプ。
メインイベントでは苦汁を味わうも、サイドイベントではTop8に3名送り込む大活躍。

一番人気は青黒緑のカラーリングで、その優れたリソースで相手を追い込み続けます。
今回最上位につけたのは、システムクリアに侵略と《龍素記号Sr スペルサイクリカ》おかわり何でもござれの非常に器用な《超次元ガロウズ・ホール》を4枚採った構築でした。


「青黒緑デッドゾーン」
プレイヤー:どりあん選手
成績:5位/第2回ピノキオ杯

-メインデッキ(40)-
1 x 光牙忍ハヤブサマル

1 x 斬隠オロチ
2 x 龍素記号Sr スペルサイクリカ
4 x 超次元ガロウズ・ホール

2 x 解体人形ジェニー
4 x 復讐 ブラックサイコ
4 x S級不死 デッドゾーン
3 x 超次元リバイヴ・ホール
1 x 魔天降臨

4 x 霞み妖精ジャスミン
4 x フェアリー・ライフ
2 x ディメンジョン・ゲート
1 x 五郎丸コミュニケーション
3 x 超次元フェアリー・ホール

4 x フェアリー・シャワー

-超次元ゾーン(8)-
2 x 時空の英雄アンタッチャブル/変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード
1 x ヴォルグ・サンダー/雷獣ヴォルグ・ティーガー
1 x タイタンの大地ジオ・ザ・マン/貪欲バリバリ・パックンガー
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
2 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x アクア・アタック〈BAGOOON・パンツァー〉/弩級合身!ジェット・カスケード・アタック


 

また、青黒緑のカラーリングに白をタッチした構築が登場。
「ビッグマナ」の専売特許とも言える《龍素記号Sr スペルサイクリカ》+《調和と繁栄の罠》の防御パターンを搭載し、攻めの部分では最強の超次元呪文《超次元ガード・ホール》をブーストから高速発射可能。
見た目通りの高いポテンシャルを発揮し、早速サイドイベントで6位入賞する活躍を見せました。


「白青黒緑デッドゾーン」
プレイヤー:すぎの選手
成績:6位/第2回ピノキオ杯

-超次元ゾーン(8)-
1 x 光牙忍ハヤブサマル

1 x 斬隠オロチ

3 x 龍素記号Sr スペルサイクリカ
3 x クリスタル・メモリー

3 x 解体人形ジェニー
3 x 復讐 ブラックサイコ
3 x S級不死 デッドゾーン
2 x 超次元リバイヴ・ホール

4 x 霞み妖精ジャスミン
4 x フェアリー・ライフ
4 x 超次元フェアリー・ホール

3 x フェアリー・シャワー
3 x 調和と繁栄の罠
3 x 超次元ガード・ホール

-超次元ゾーン(8)-
1 x 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x ヴォルグ・サンダー/雷獣ヴォルグ・ティーガー
1 x タイタンの大地ジオ・ザ・マン/貪欲バリバリ・パックンガー
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 時空の精圧ドラヴィタ/龍圧の覚醒者ヴァーミリオン・ドラヴィタ
2 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 時空の支配者ディアボロスZ/最凶の覚醒者デビル・ディアボロスZ


 

【ヘブンズ・ゲート】

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「ヘルボロフ」同様、いよいよ制限を施されるこのアーキタイプが、静岡CS最後の舞台で玉座を掴み取りました。

今までは《埋没のカルマ オリーブオイル》を用いたループが主流でしたが、年が明けてからは一転、《目的不明の作戦》を用いたループが主流となりました。
今大会ではその流れが極まり、メインイベントとサイドイベント併せて28名が「ヘブンズ・ゲート」を使用されたのですが、なんとその全員がこの《目的不明》型。
この《目的不明》自体が、ループパーツでありながらループ起動の役割も兼ねる為、ループ開始機会が増えるのが支持を集めた大きな理由ではないでしょうか。

今回の集計では、それぞれフィニッシャーごとに仕分け致しました。
1番人気はループ起動役を兼ねる《真・龍覇 ヘブンズロージア》で《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》を作り上げる「ドラグハート」型でしたが、今回はメインイベントにて優勝した「ホワイトブラックホール」型をご紹介。
《超次元ホワイト・ブラックホール》でLOがコンセプトなのですが、これはその他のLO手段と違い、《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》をシールドへクリアしながら山札を削り切ることが可能なんですね。
通常プレイしても《イオの伝道師ガガ・パックン》等を出せる”腐らない”パーツなのも素晴らしい。


「白青ヘブンズ・ゲート」
プレイヤー:かずー選手
成績:優勝/第7回DM静岡CS

-メインデッキ(40)-
4 x 音感の精霊龍 エメラルーダ
4 x 奇跡の精霊ミルザム
1 x ポジトロン・サイン
2 x スーパー・エターナル・スパーク
4 x ヘブンズ・ゲート

4 x エマージェンシー・タイフーン
2 x ディープ・オペレーション
1 x ミスティック・クリエーション
4 x サイバー・ブック
3 x フォース・アゲイン
3 x 龍素知新
4 x 目的不明の作戦

2 x 生死の天秤

1 x 悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス
1 x 超次元の手ホワイト・ブラックホール

-超次元ゾーン(8)-
2 x イオの伝道師ガガ・パックン/貪欲バリバリ・パックンガー
1 x 時空の戦猫シンカイヤヌス/時空の戦猫ヤヌスグレンオー
1 x サンダー・ティーガー/雷獣ヴォルグ・ティーガー
1 x ハイドラ・ギルザウルス/死海竜ガロウズ・デビルドラゴン
1 x ブーストグレンオー/激竜王ガイアール・オウドラゴン
2 x 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン


 

 

【ハンデス】

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《S級宇宙 アダムスキー》《S級不死 デッドゾーン》と2つの武器を手に入れたアーキタイプでしたが、今大会では成績振るわず。

今大会で人気だったのは青黒のカラーリング。
相手のハンドを完全にロックする《アクア・ベララー》を積極的に採れるこのタイプは、足の遅い構築にとって非常に驚異。
「レッドゾーン」の天下となったフィールドでは輝くことが出来ませんでしたが、新殿堂後の環境次第では十分に活躍の目アリ。
狙うは、バイクが転んだフィールド?


「青黒ハンデス」
プレイヤー:TIGHT選手
成績:予選敗退/第7回DM静岡CS

-メインデッキ(40)-
1 x 光牙忍ハヤブサマル

3 x アクア・ベララー
4 x エナジー・ライト
3 x サイバー・ブック
2 x 超次元エナジー・ホール

4 x 特攻人形ジェニー
4 x 西部人形ザビ・バレル
2 x 虚構の影バトウ・ショルダー
2 x S級不死 デッドゾーン
2 x ゴースト・タッチ
3 x 人形の裏技ペット・パペット
2 x ファンタズム・クラッチ
4 x 超次元ミカド・ホール
4 x 超次元リバイヴ・ホール

-超次元ゾーン(8)-
1 x サンダー・ティーガー/雷獣ヴォルグ・ティーガー
1 x ヴォルグ・サンダー/雷獣ヴォルグ・ティーガー
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 時空の凶兵ブラック・ガンヴィート/凶刃の覚醒者ダークネス・ガンヴィート
1 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 激天下!シャチホコ・カイザー/絶対絶命ガロウズ・ゴクドラゴン
1 x アクア・アタック〈BAGOOON・パンツァー〉/弩級合身!ジェット・カスケード・アタック
1 x 超時空ストームG・XX/超覚醒ラスト・ストームXX


 

【その他】

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サイドイベントにて4位入賞を果たす等、このグループも大健闘。
流石に入賞ラインまで上り詰めることが出来た選手は極僅かだったものの、Twitter上で公開されたデッキレシピが盛大に拡散される等、場外での活躍も目を見張るものがありました。
今回は最後に、4位入賞を果たした構築と、惜しくも予選脱落したものの、話題を掻っ攫っていったあの構築をフィーチャー致します。


「白青黒禁断」
プレイヤー:プラズマ選手
成績:4位/第2回ピノキオ杯

-メインデッキ(1+39)-
1 x 禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX

1 x 光牙忍ハヤブサマル
1 x アポカリプス・デイ

4 x シンカイタイフーン
1 x 斬隠オロチ
4 x アクア・スペルブルー
4 x エマージェンシー・タイフーン
1 x ホーガン・ブラスター
4 x 龍素知新
4 x 目的不明の作戦

4 x ボーンおどり・チャージャー
1 x 魔天降臨
4 x 超次元ロマノフ・ホール
2 x ロスト・ソウル

4 x 超次元ガード・ホール

-超次元ゾーン(8)-
1 x ヴォルグ・サンダー/雷獣ヴォルグ・ティーガー
1 x 時空の不滅ギャラクシー/撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー
1 x 時空の凶兵ブラック・ガンヴィート/凶刃の覚醒者ダークネス・ガンヴィート
1 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ/究極の覚醒者 デビル・ディアボロス ZZ
1 x 時空の支配者ディアボロスZ/最凶の覚醒者デビル・ディアボロスZ
2 x 超時空ストームG・XX/超覚醒ラスト・ストームXX


「青黒キクチカノープス」
プレイヤー:タマシイユウキ選手
成績:予選敗退/第7回DM静岡CS

-メインデッキ(1+39)-
1 x 禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX

4 x 電磁封魔ロッキオ
4 x アイズ・カノープス
4 x 封魔ゴーゴンシャック
3 x 封魔バルゾー
1 x 斬隠蒼頭龍バイケン
3 x 封魔ベルアリタ

1 x 封魔エリゴウル
4 x 封魔ジョーズジャクス
2 x 封魔ヴィネス
3 x デュエマの鬼!キクチ師範代
3 x 禁術のカルマ カレイコ
3 x 封魔サルバドル
4 x 悪魔提督アルゴ・バルディオル

-超次元ゾーン(0)-

 


 

新殿堂施行前、2016年2月の静岡のフィールドは「レッドゾーン」と「それ以外の勢力」のぶつかり合いでした。
間もなく新殿堂が施行され、「それ以外の勢力」のうち2つは制限を被ることとなります。
単純に考えれば、次のフィールドは更に「レッドゾーン」に傾いていくはずなのですが、本当にそうなると断言出来ないのがこのゲーム。
「レッドゾーン」と駆逐するデッキが現れるのか、現れた時に環境がどう変容するのか、そして捲土重来は起こりえるのか。
新しいシーズンに向け、期待は膨らむばかりですね。

それでは、また第8回DM静岡CSにてお会いしましょう。


カテゴリ:メタゲーム・ブレイクダウン